2022.09.29
たんぱく質ヘルスケアコラム>シニア>在宅介護で注意したい”低栄養リスク”

在宅介護で注意したい”低栄養リスク”

「退院した母に何を作ってあげればいいのか分からない。」「いつまでも元気でいられるよう最善を尽くしたい。」

高齢者が3600万人を超える今、施設でサービスを受けた方は91万、そして在宅でサービスを受けた方はその4倍390万人を超えます。(厚生労働省 平成27年)

もちろん、在宅介護者を支えるのは、配偶者もしくはそのご子息がほとんどです。いつまでも元気でいて欲しいのはやまやまですが、もし家族が要介護になってしまったら気をつけたいのが”低栄養リスク”です。

低栄養とは

低栄とは、食事量が減ることで身体に吸収されるたんぱく質などの栄養が不足し、健康状態が悪化しやすい状態のことです。

低栄養になると、筋肉量が減少し、生活の中のふとした瞬間に転倒したり、骨折しやすくなります。また基礎体力や免疫力の低下により、感染症にかかりやすくなることも危惧されます。また、それらの状態になった場合、回復にも時間がかかる恐れもあります。

低栄養者が3割

要介護認定を受けた高齢者のうち、約3割が低栄養とされるそうです。食事の際、噛んだり飲み込んだりする力が衰えてしまい、支援する家族も適した食事の作り方が分からず、食が細くなってしまうためです。

やわらかいおかゆや介護食、また1日2食など偏った食生活をつづけるうちに、筋力や骨が弱まり、免疫力も低下してしまいます。しかし家庭では食事の介助支援や、食べられる食品の選択、調理方法の工夫など、支援する側もやることはたくさんあって、なかなか栄養バランスまでは手が行き届かないのげ現状です。

栄養指導はどこで?

病院や施設では所属の管理栄養士がめんどうを見てくれますが、在宅の場合は誰に聞けば良いのでしょうか。

介護保険にはこの仕組みが設けられていて、医師の指導での管理栄養士の訪問は月2回まで保健を適用することができます。介護報酬は5300円で、そのうち利用者は1割を負担するだけでよいのです。

ただ、肝心の管理栄養士が少なく、中小規模の病院で2~3人、地域の大病院でも5人程度にとどまっています。そして彼らも入院患者の献立づくりや栄養指導に手一杯で、実際に訪問している実績はほとんどないようです。

まずは地域包括支援センターやかかりつけの医師などに相談してみましょう。

低栄養対策にまず摂りたい栄養とは

体の機能を維持するうえでまず必要なのは、エネルギーとたんぱく質です。どちらが不足しても、体力も抵抗力も落ちてしまいます。高齢者が元気に動ける骨格筋を保つには、「良質なたんぱく質」を十分に摂ることが必要といわれています。

「良質なたんぱく質」とは、必須アミノ酸がバランス良く含まれているたんぱく質のことを言います。
必須アミノ酸はバランス良く含まれていることが大切で、下記の小麦タンパクの様に一つでも欠けているものがあると、その値までしか次のタンパク質合成が行われず、他は体外に排出されてしまいます。

魚肉たんぱくの様に全てのアミノ酸がバランス良く含まれていると、効率良くたんぱく質の合成が行われるのです。

アミノ酸の含有バランスは「アミノ酸スコア」と呼ばれ、魚肉たんぱくの様に理想量全て満たしているものがアミノ酸スコア100で「良質なたんぱく質」と言えます。

バランスの良い食事指導に使われる「四群点数法」(女子栄養大学サイトより引用)でも、第1群、2群に入っているのは「良質なたんぱく質」とされています。これはごはんなどのエネルギーよりも、乳や卵、肉や魚、大豆製品といった血や肉となる栄養が重要であるあらわれと言えます。

たんぱく質を効率的に素早く摂る方法

たんぱく質が豊富といわれる肉や魚に含まれるたんぱく質の割合は20~30%程度です。ですから必要量を摂るにはある程度の食事量が必要です。しかし食が細く、肉や魚も苦手、という方はどうすれば良いのでしょうか。

サプリメント(ペプチド)の活用

そこで活用したいのがプロテインやペプチドなどのサプリメントです。サプリと聞くとスポーツマンや不健康な方が摂るものと思われがちですが、高齢者の方にこそ活用していただきたいアイテムです。それは食品とちがい脂肪など余計な成分を摂ることなく、少量で多くのたんぱく質を摂ることができるからです。

ペプチドとは、たんぱく質が消化・吸収される際に分解され、アミノ酸がいくつかつながった状態のこと。 アミノ酸を数個まとめてとりこめるため、効率的に身体内に補給することができます。

引用:当サイト内「体に大切なたんぱく質とは」より https://www.kamaboko.com/sakanano/tanpaku.html

魚肉ペプチドに注目

ペプチドの中でも特に注目したいので、魚肉ペプチドです。
たんぱく質は20種類のアミノ酸からできていて、どれかひとつでも少なかったり欠けたりすると、充分に体づくりに使われません。魚肉ペプチドはアミノ酸20種類をすべて含んでいる上に、人の身体で合成できず食べ物からしか摂ることのできない必須アミノ酸を理想的なバランスで含んでいます。

魚肉ペプチドの効果

低栄養を計る指標として血清アルブミン値が参考にされています。
4.0g/dL 以上あれば正常ですが、アルブミン値がそれよりも低いと要注意です。
3.5~3.9g/dl だと低栄養予備軍、3.5g/dl 未満であれば低栄養とみなされます。

下のグラフは、消化吸収力の落ちた高齢者20名に、たんぱく質(魚肉ペプチド)を普段の食事に加え1日6gを約2ヵ月間、摂取いただいた結果です。
(介入群=魚肉ペプチドを摂取したグループ、対照群=摂取しなかったグループ)

結果は、一般群(BMIが通常の高齢者/グラフ左側2群)では魚肉ペプチドの摂取でアルブミン値を改善することができました。
また、やせすぎ群(BMIが低い高齢者/グラフ右側2群)では、アルブミン値の低下を抑制することができました。

 

まとめ

ご家族に介護を必要とする方がいらっしゃる、もしくは今後その可能性がある貴方にとって、その後の生活がどのようになるのか不安は尽きないと思います。ご自身ひとりで抱え込むことなく、地域や自治体に相談し、すこしでも楽にできる方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

サカナのちから S forシニア

たんぱく補給で元気に
若々しく!

健康で活動的な毎日を送るためには、筋肉の成分であるたんぱく質を充分に補給することが大切です。
さっと飲みやすい小粒タイプ「サカナのちから S forシニア」は、飲むだけで効率よく魚肉たんぱくを摂取できます。

お試しセット 600円(税込648円)
詳細を見る
このサイトをシェアする
よく読まれている記事
お試しセット