
基礎代謝とは、安静時にも消費されるエネルギー量のことです。基礎代謝を上げることで、ダイエットの効率向上が期待できます。基礎代謝を上げるには、食事内容の改善や適度な運動、生活習慣の見直しが重要です。本記事では、基礎代謝を上げる方法について解説します。
1日の消費エネルギーの70%を占める基礎代謝があがると、運動をしていないときでも消費エネルギーが増えるので、太りにくいカラダを手に入れることができるのです。

「代謝を上げる」とよく言われますが、その中心となるのが基礎代謝です。ここでは、基礎代謝の基本的な考え方と、低下してしまう原因について解説します。
基礎代謝とは、生命を維持するために、安静にしていても常に消費されるエネルギーのことです。
人間の体は、睡眠中や安静時でも活動を続けており、呼吸や心臓の拍動、体温の維持、食べ物の消化といった働きが行われています。これらは生命を維持するうえで欠かせない機能であり、自分の意思で止めることはできません。
このような基本的な生命活動に使われるエネルギーが「基礎代謝」です。さらに、基礎代謝は1日の総消費エネルギーの大部分を占めているため、 基礎代謝の値が高いほど消費カロリーが増え、結果として脂肪が蓄積しにくい体質になりやすいと考えられています。
基礎代謝が低下する主な原因は、以下のとおりです。

代謝が上がると、体型の維持だけでなく、体調面にもさまざまな良い変化が期待できます。ここでは、代謝が高い状態で得られる主なメリットを紹介します。
代謝が高まると消費エネルギーが増え、脂肪が蓄積しにくくなるため、太りにくい体につながります。特に基礎代謝が高い場合は、安静にしているときでも多くのエネルギーを消費するため、同じ食事量でも余分なエネルギーが体内に脂肪として残りにくくなります。
代謝が高まると冷えや疲れを感じにくくなるのに加えて、エネルギー消費が活発になり体内で熱が生じやすくなります。
さらに、血流が改善されることで酸素や栄養が全身へ行き渡り、老廃物の排出も促されます。その結果、だるさや冷えの改善が期待できるでしょう。

代謝を高めるためには、運動だけでなく日々の食事内容も重要です。ここでは、代謝を上げるために意識したい食事のポイントを解説します。
朝食は、体を活動モードへ切り替えるとともに、代謝を高める重要な役割を担います。
起床直後は、睡眠の影響で体温や代謝が低下しています。この状態で食事をとることで消化活動が始まり、体温の上昇や自律神経の切り替えが促されます。一方、朝食を抜くと代謝が十分に上がらないまま1日が始まってしまうため、朝食をとる習慣を心がけることが大切です。
タンパク質は、筋肉を維持・増加させることで基礎代謝を高める重要な栄養素です。
摂取したタンパク質はアミノ酸に分解され、筋肉や臓器、酵素などの材料になります。これらは体の機能を保つために欠かせないもので、体内では常に合成と分解が繰り返されています。特に筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、日常的なエネルギー消費量が増えます。
さらに、タンパク質は食事誘発性熱産生(DIT)が高く、摂取後に体内で熱として消費されるエネルギー量が多いという特徴があります。そのため、同じカロリーでも脂質や糖質に比べてエネルギーとして消費されやすい傾向があります。
こうした理由から、タンパク質をしっかりとることは代謝の維持に役立ち、太りにくい体づくりにつながります。毎食バランスよく取り入れることを心がけましょう。
代謝を高めるためには、タンパク質だけでなくビタミンやミネラルといった補助的な栄養素も欠かせません。
代謝とは、体内で栄養をエネルギーに変える一連の反応であり、この過程にはビタミンやミネラルが関わっています。例えば、ビタミンB群は糖質・脂質・タンパク質の代謝をサポートし、ミネラルの一種であるマグネシウムも、エネルギー生成に関与している栄養素です。
これらが不足すると、食事から摂った栄養を効率よくエネルギーに変換できなくなります。そのため、主食・主菜・副菜をそろえたバランスの良い食事を意識し、野菜や海藻なども積極的に取り入れることが大切です。
魚肉ペプチドは、吸収が速くアミノ酸を効率よく補給できるため、代謝サポートに役立ちます。
魚由来のタンパク質を分解して得られるペプチドは分子が小さく、体内にすばやく吸収されます。例えば「サカナのちからB」は、魚由来のペプチドを使用し、20種類のアミノ酸をバランスよく含んでいます。毎日の健康習慣で、爽やかなお目覚めと朝のコンディションづくりをサポートします。
忙しくて食事が不規則な人や、タンパク質が不足しがちな人にとっては、日常の栄養補給をサポートする手段として取り入れやすい選択肢といえるでしょう。

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鈴廣かまぼこ
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代謝を高めるためには、食事や運動だけでなく、日常の姿勢や歩き方も代謝に影響します。ここでは、代謝を下げないための姿勢や歩き方について解説します。
姿勢が悪いと、筋肉の働きや血流が低下し、代謝が下がりやすくなります。猫背や前かがみの姿勢になると、体幹や背中の筋肉が十分に使われにくくなるほか、胸が圧迫されることで呼吸が浅くなり、体内への酸素供給も減少します。
血流も悪くなるため、栄養や酸素が全身に行き渡りにくい状態です。このような状態ではエネルギー消費が減り、体の機能も低下しやすくなります。その結果、基礎代謝の低下につながります。
特にデスクワーク中心の人は無意識のうちに悪い姿勢になりやすいため、日常的な見直しが重要です。
正しい姿勢を保つことで、筋肉が適切に使われ、代謝が自然と高まります。
正しい姿勢のポイントは、耳・肩・骨盤・くるぶしが一直線になるよう意識することが大切です。背筋を伸ばし、あごを軽く引き、お腹を引き締めることで安定した姿勢を保ちやすくなります。
正しい歩き方を意識することで、全身の筋肉を効率よく使い、消費エネルギーを増やせます。以下のポイントを意識しましょう。
正しい歩き方のポイント
● 背筋を伸ばして目線をまっすぐ前に向ける
● かかとから着地し、つま先を蹴りだす
● 腕を自然に振る
● 大きめの歩幅を意識する
日常の移動を少し意識するだけでも、代謝アップにつながるため、無理なく取り入れることが大切です。

基礎代謝を高めるためには、日常的に体を動かす習慣が欠かせません。ここでは、効率よく代謝を上げるための運動方法について解説します。
代謝を上げるためには、筋トレで筋肉量を増やすことが効果的です。
筋肉は体の中でもエネルギー消費量が多い組織であり、筋肉量が増えることで基礎代謝が高まります。その結果、何もしていないときでも消費カロリーが増え、エネルギーを消費しやすい体になります。
効率よく代謝を上げるには、大きな筋肉を優先的に鍛えることがポイントです。特に太ももやお尻、背中などを中心に鍛えると効果的といえます。自宅でも取り入れやすいトレーニングとして、以下がおすすめです。
● スクワット
● ランジ
● プランク など
週に2〜3回を目安に、正しいフォームで行うことで、無理なく基礎代謝の向上につながります。
有酸素運動を行うことも、代謝を上げるために必要です。有酸素運動によって心肺機能が向上することで、体全体の代謝も高まりやすくなります。
有酸素運動を取り入れるポイントは、無理なく続けられる運動を選ぶことです。ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなどの運動を1日20〜30分程度を目安に行うとよいでしょう。
筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、筋肉量の増加と脂肪燃焼の両方にアプローチでき、より効率よく代謝を高められます。

代謝を上げるうえで筋トレが有効ですが、必ずしもハードな運動をしなければならないわけではありません。日常生活の中でも、ちょっとした工夫で代謝を高めることは十分に可能です。ここでは、運動が苦手な人でも取り入れやすい、筋トレなしで代謝を上げる方法を紹介します。
体を冷やさないことは、代謝を維持・向上させるために重要な習慣です。
温かい飲み物を取り入れることや、シャワーだけで済ませず湯船に浸かることが効果的といえます。また、首・手首・足首といった冷えやすい部分を温めることもポイントです。冷たい食べ物の摂りすぎにも注意し、体を内側から温めることで、代謝の改善につながります。
日常の動きを増やすことで、自然にエネルギー消費量が増え、代謝を高めることが可能です。
特別な運動をしなくても、立つ、歩く、階段を使うといった日常の動作だけでもエネルギーは消費されています。こうした日常活動は「NEAT(非運動性熱産生)」と呼ばれ、消費エネルギーに大きく影響しています。
● エレベーターではなく階段を使う
● 1駅分歩く
● デスクワークの方は30分に1回立ち上がる
● 歯磨きをしながらかかとを上下させる など
代謝を上げるためには、質の良い睡眠を確保することが重要です。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復や細胞の再生、体の回復が進みます。これにより体の機能が正常に保たれ、基礎代謝の維持や向上につながります。質の良い睡眠を確保するためには、以下のポイントを意識することも大切です。
● 毎日同じ時間に寝る習慣をつける
● 寝る前はスマートフォンや強い光を控える
● ぬるめのお風呂に入ることでリラックスする
● 夜はカフェインの摂取を控える など
基礎代謝とは、安静時でも消費されるエネルギーのことを指し、ダイエットではこれを高めることが重要です。
代謝を上げるには、食事・運動・生活習慣の見直しが欠かせません。具体的には、朝食の摂取やタンパク質・ビタミンの補給、姿勢や歩き方の改善が有効です。さらに、筋トレや有酸素運動、十分な睡眠、体を冷やさない工夫も効果的です。
代謝の向上は日々の積み重ねによって実現します。無理のない範囲で、できることから継続していきましょう。