健康や運動不足解消のために、「何かスポーツを始めたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。
スポーツは健康促進や運動不足を解消するだけではなく、人生の楽しみや生きがいをもたらしてくれます。
けれど、初心者や年を重ねてから始めて、継続できるかどうか不安になる方もいるはずです。
ピックルボールは、初心者でも比較的簡単に始められるので、幅広い年代の方におすすめです。
また、ルールと基本のプレイスタイルを知り、継続のための食事についても意識することで、より充実感を味わえるはずです。
ぜひ、ピックルボールの世界に一歩踏み出してみてくださいね。
ここでは、ピックルボールの説明と急速に拡大する理由について解説していきます。
ピックルボールはテニス、卓球、バドミントンを組み合わせたようなスポーツです。
軽いラケット(パドル)と穴の空いたプラスチックボールを使い、比較的小さなコートでプレイします。
そのため、激しい運動が苦手な人や初心者でも始めやすく、年齢や体力を問わず楽しめる点が大きな特徴です。
競技ルールもシンプルなので、短時間で基本プレイを習得することができます。
また、ダブルス中心のゲーム展開やノンボレーゾーンの駆け引きなど、戦略性も高く、やればやるほど奥深さを感じるスポーツです。
したがって、家族や友人とのレクリエーションはもちろん、競技志向でも楽しめることでしょう。
ピックルボールは、1965年にアメリカのワシントン州で発祥したスポーツです。
高齢者でも手軽にできるスポーツとして人気となり、高齢者から競技人口が増えていきました。
その後、子どもまで、世代を超えて楽しめるスポーツとして根付き、2023年3月時点では、約5000万人近くのアメリカ人がピックルボールをプレーしたと公表しているそうです。
誰でもすぐに楽しめる「手軽さ」と「奥深さ」のバランスが魅力のピックルボールは、今では全米に限らず世界70カ国以上でプレイされ、競技人口も増加しています。
今では、世界中で競技人口は900万人を超え、国際大会やプロリーグも開催されており、日本でもおよそ5000人がプレイしています。
ピックルボールは、まさに「誰にでも開かれたスポーツ」と言えるでしょう。
ここでは、必要な道具や試合の進め方、そして初心者が知っておきたいマナーについて解説していきます。
ピックルボールで使う道具は、以下の3つが基本になります。
・パドル:テニスラケットより小さく、卓球ラケットより大きい平たいラケット。材質は木製や複合素材で、軽量です。
・ボール:穴が空いたプラスチック製の球体で、屋内用と屋外用で大きさや重さが異なります。
・ネット:高さは約86cm(中央は約86.3cm)で、バドミントンネットに近いサイズです。
特徴的なのは「ノンボレーゾーン(通称:キッチン)」と呼ばれるネット前の約2.13mのエリアがあることです。
ここでは、ノーバウンドの打球が禁止というルールが存在します。
試合形式は、シングルス(1対1)またはダブルス(2対2)があり、ダブルスが一般的です。
進め方と得点ルールについては、以下の通りです。
・サーブは必ずアンダーハンドで、バウンドさせずに対角線の相手側サービスエリアへ打ちます。
・サーブ側のみ得点が可能で、ラリーに勝つと1点獲得。最大11点、2点差で勝利となるのが基本ルールです。
・サーブ時は「2バウンドルール」が適用され、サーブ後とその返球は必ずワンバウンドさせてから打つ必要があります。
この「2バウンドルール」によって、単なるスピード勝負にならず、戦略やリズムが求められるのがゲームの面白さです。
ピックルボールは、フレンドリーな雰囲気とフェアプレー精神が重視されるスポーツです。
初心者でも楽しみやすい一方、最低限のマナーは知っておきましょう。
・試合前後の挨拶をする。ダブルスの時は、ペア同士でも労いましょう。
・相手を尊重したクリーンなセルフジャッジを行う。判断に迷ったときは相手の判定を尊重するのがマナーです。
・立ち位置を確認しましょう。「キッチン」でのプレー禁止をつい忘れてしまう場合もあります。慣れるまでは意識しましょう。
・他のプレイヤーの試合中はコートに入らない、騒ぎすぎない。
ピックルボールは「勝ち負け」だけでなく、楽しみながら運動できる交流型スポーツとして人気が高まっています。
ルールやマナーを守りつつ、リラックスしてプレーを楽しみましょう。
ピックルボールは誰でも始めやすいスポーツではありますが、
継続して楽しむにはいくつかのポイントがあります。
最初から上手くできなくても大丈夫です。
上達よりも「仲間と笑い合いながら続けること」を意識しましょう。
ご自身の体力に合わせて「1ゲームだけにする」「休憩を挟む」など、
無理のないペースを心がけることが重要です。
ピックルボールのサークルや地域クラブに参加すれば、続けやすくなります。
人とのつながりがモチベーションになることでしょう。
基本の打ち方やフットワークを学んでおくと安心です。
怪我を防ぎ、より楽しむことができます。
スポーツを楽しむには、食事からのサポートも欠かせません。
ここでは、3つの必要な栄養素について、それぞれ解説していきます
ビタミンB群は、身体のエネルギー変換をサポートする役割を果たします。
ピックルボールのように軽快な動きを続けるには、体内でのエネルギー生産効率を高めていくことが重要です。
エネルギーを効率よく使うために、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーへと変換していかなければなりません。
特にビタミンB1、B2、B6、B12は運動する人にとって、必要不可欠です、
反対に、ビタミンB群が不足すると、疲れやすくなったり、集中力が落ちることもあります。
ビタミンB群は、玄米、豚肉、納豆、卵、レバーなどに含まれるので、バランスよく取り入れましょう。
カリウムは、筋肉のけいれん防止と疲労回復の役割を果たします。
ピックルボールをしていて「足がつった」「体が重い」と感じることがあれば、それは電解質バランスの乱れが関係しているかもしれません。
中でも、重要なのがカリウムです。カリウムは、ナトリウムとのバランスを保ち、筋肉の収縮や神経の働きを調整してくれます。
汗をかくことで失いやすいので、こまめに補給しておくことが疲労やけいれんの予防に役立つかもしれません。
バナナ、アボカド、さつまいもなどに含まれているカリウムですが、運動前後に補給するのがおすすめです。
野菜スムージーでも手軽に補給できる栄養素でもあります。
ピックルボールを楽しむために、特に重要なのがタンパク質です。
タンパク質を摂ることで、筋力の維持と向上、疲労回復の促進、免疫力アップの効果も期待できます。
プレイ中は、短いダッシュや素早い反応が求められるため、筋肉の維持・修復が不可欠です。
タンパク質はその材料となる栄養素であり、日々の食事から意識して摂取していきましょう。
また、リカバリーのためには、タンパク質を効率良く摂れるようにしたペプチドのサプリメントを、プレイ後や就寝前に飲む事がおすすめです。
ペプチドとは、たんぱく質が消化酵素で分解され、アミノ酸が数個固まった状態のこと。アミノ酸を2~3個まとめて取り込めるため、効率的に体内に補給することができます。肉や魚のたんぱく質からアミノ酸を摂ろうとすると、消化され吸収されるまでに3~4時間かかりますが、ペプチドでは、既に分解された状態ですので30~40分で吸収されていきます。
鈴廣かまぼこ開発の「サカナのちから A for アスリート」は、効率的にタンパク質補給ができる魚肉ペプチドが主原料のサプリメントです。
・魚肉だから高たんぱく・低脂肪
・魚肉だから理想的なアミノ酸バランス
・ペプチドだから優れた吸収効率
・タンパク質利用率は、97%
ピックルボールは、手軽さ・安全性・奥深さを兼ね備えた、魅力あるスポーツです。
テニスや卓球とは一味違う楽しさがあり、仲間との交流を楽しみながら、自然と運動不足も解消できます。
基本ルールも簡単なので、経験や年代に関係なく楽しめることでしょう。
これからの健康志向の時代におすすめできるスポーツです。
記事を読んで気になった方は、チェレンジしてみてはいかがでしょうか?
ぜひ一度、ピックルボールの楽しさを体感してみてください。