
巷ではウォーキングや登山、フィットネスジムなどが人気ですが、どんなことでも身体を動かせばそれは運動となります。
例えば、家庭菜園や庭木の手入れをはじめ、買い物や通勤で一駅分歩いてみたり、犬の散歩、階段の上り下り、布団の上げ下げ、洗濯物を干す反復など、どれも日常の生活でできることばかりです。
ところが今、全ての駅にエスカレータが設置され、高齢者の無料循環バスに乗れて、全自動で乾燥までしてくれる洗濯機、ベッドでの生活など、ほんの一昔前まで当たり前にしてきたことを、今はしなくても生活できるようになりました。
この便利さと引替えに、どんどんと身体を動かさなくなってしまっているかもしれません。今一度、ご自身の生活を見直してみてはいかがでしょうか。
もちろん、よく言われる筋トレも効果がありますので、ぜひ実践してみてください!テレビを観ながら、家事をしながらでもできる運動はとっつきやすいですよ。
身体的フレイルのうち、筋肉減少(サルコペニア)への介入可能な方法のひとつが、充分な栄養を摂ることです。
介入可能な方法としては十分な栄養(特に たんぱく質,アミノ酸)ならびに運動が重要で ある.栄養,特にたんぱく質摂取量は,日本の 高齢者では 70 歳以上で急激に低下することが 知られる(平成25年国民健康・栄養調査報告). 高齢者では筋肉細胞でたんぱく質同化抵抗性 (筋肉細胞で筋たんぱく質の合成を誘導するに は成人よりも高齢者ではより多くのアミノ酸が 必要となる)が存在することもあり,日本人の 食事摂取基準(2015 年度版)では成人に比較 し,高齢者ではより多くのたんぱく質摂取が必 要とされている。 引用)日本内科学会誌 第104巻12号 「超高齢化社会におけるサルコペニアとフレイル」葛谷雅文https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/104/12/104_2602/_pdf筋肉はたんぱく質やアミノ酸によって作られるのですが、高齢者には足りていないと言われています。その必要量は、健常高齢者が体重1kgあたり0.8~1.0g/kg/日とされる中、その倍~1.5倍の1.5g/kg/日が求められるとされています。
栄養に関してはビタミン D の 補充及び高タンパク食が推奨される.日本人高齢者の平 均蛋白質摂取量は 0.8 gkg日程度とされているが,サ ルコペニアがある場合には 1.5 gkg日程度の蛋白摂取 が必要とされる.引用)日本老年医学界誌2004 荒井秀典https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/publications/other/pdf/review_51_6_497.pdfつまりですよ単純な話し、いつもならお肉100gのところ150gとか、牛乳一杯のところ1.5杯など、多く食べなければないのです。これは大変。 だから、栄養補助食品の使用も検討すべきとも述べていますね。
高齢者の場合,歯科的な問題や味覚の 問題により通常の食事のみでは高蛋白の摂取が困難な ケースもある.そのようなケースでは,栄養補助食品の 使用を検討すべきである. 引用)同上たんぱく質の摂り方については、いろいろ工夫のしようがあるので、ぜひご自身にあった方法を検討してみてください。 ・シニアのタンパク不足解消!良質なたんぱく質の選び方 ・高齢者のフレイルとは!? 70歳過ぎたら見直しておきたい食事のこと ・白米好きでたんぱく不足な方必見!ふりかけでたんぱく質も摂ろう!
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