2023.01.31
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高齢者も要注意! 寒暖差アレルギーを知って対策を

「気温差が大きい季節になると鼻水・鼻詰まりが止まらない」そんな経験はありませんか?
もしかしたらそれは、「寒暖差アレルギー」かもしれません。
特に高齢者にとっては、寒暖差アレルギーは単に不快なだけでなく認知症や要介護状態に繋がるリスクがあり注意が必要です。

この記事では、寒暖差アレルギーについての知識やその対策を紹介します。
ぜひ日々の健康維持にお役立てください!

「寒暖差アレルギー」を知っていますか?

ここでは、寒暖差アレルギーの基礎知識と、高齢者に発症しやすい理由を解説します。

寒暖差アレルギーとは?

寒暖差アレルギーとは、気温の変化によって現れるくしゃみや鼻水・鼻詰まりなどの症状のことを言います。
アレルギー症状に似ていますが、花粉症やアレルギー性鼻炎のようにアレルゲンが存在するわけではありません。
医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、寒暖差によって自律神経のバランスの崩れが原因と考えられています。
自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があり、交感神経は活発に活動ができるように、副交感神経は体がリラックスするよう働きます。
例えば、温かい場所では副交感神経が働いて血管が拡張し体温を逃がし、寒い場所では交感神経に切り替わって血管が収縮し体温を守ります。
しかし、自律神経の機能が低下していると、急に寒い場所に出ると自律神経の切り替えが間に合わず、寒暖差アレルギーとして様々な症状が出てしまいます。

高齢者は寒暖差アレルギーになりやすい

高齢者は、以下の理由で寒暖差アレルギーになりやすいと言われています。

・自律神経自体の老化
・食が細くなったり筋力が落ちたりすることで、自律神経の機能が低下する
・暑さ・寒さを感じにくくなり、十分な寒さ対策をしないまま外出してしまうと自律神経の働きが追いつかない

高齢者の寒暖差アレルギーには注意が必要

ここでは、高齢者の寒暖差アレルギーと認知症や身体機能の低下との関係について解説します。

高齢者の寒暖差アレルギーと認知症の関係

重度の嗅覚障害は脳の萎縮が早く進み、認知症と関係があると言われています。
嗅覚は加齢によって低下し、更に寒暖差アレルギーの症状である鼻水や鼻詰まりによっても低下します。
そして嗅覚は視覚や味覚と違って、低下しても気づきにくいと言われています。
認知機能の低下を防ぐためにも、高齢者の寒暖差アレルギーは改善をすることが大切です。

高齢者の寒暖差アレルギーとフレイルの関係

暖差アレルギーは「フレイル」との関連性もあります。
フレイルとは「健康と要介護の間の心身が弱った状態」を言います。
例えば、筋肉が衰え歩く速度が遅くなる、体力が落ちゴロゴロしていたり座りっぱなしのことが多い、心身共に疲れやすいなどです。
寒暖差アレルギーは、鼻症状の他にも食欲不振や不眠などの症状が出ることがあります。
高齢者の食欲の低下や不眠は体力や筋力が低下しやすく、フレイルのハイリスクです。
そしてフレイルになると要介護となる可能性が高くなります。
高齢者の寒暖差アレルギーは早めに改善し、フレイルを予防しましょう。

寒暖差アレルギーの予防と対策

ここでは自律神経を整える方法を中心とした、寒暖差アレルギー対策を紹介します。

寒暖差アレルギー対策①:自律神経を整える生活習慣

生活リズムを整える

自律神経を整えるには、以下のように睡眠を中心とした生活リズムを整えることが有効です。

・就寝、起床時間をできるだけ同じにする
・夜間によく眠れなかったとしても朝起きる時間を遅くしたり、その分を昼寝するといったことは控える
・朝日をしっかりと浴びる
 睡眠リズムを整えるホルモンである「メラトニン」が分泌し、夜に寝付きやすくなります
・朝食をしっかり食べる
 メラトニンの分泌を助けるだけでなく、体温が上がり日中の活動リズムが整います

日中の適度な運動

筋肉を動かし血流を良くすることで、自律神経は整います。
血行不良は自律神経が乱れる原因となるため、ウォーキングやストレッチ、軽い筋トレなどで筋肉をほぐし、血流を改善しましょう。
また、運動自体のストレス発散効果、適度に疲れることで睡眠の質の向上など、運動には血流改善の他にも自律神経が整うポイントがたくさんあります。
ぜひ生活の中に運動する時間を取り入れましょう。

寒暖差を7度以上にしない

寒暖差アレルギーは温度差が7度以上になると症状が出やすいと言われています。
エアコンの使い過ぎなどにより、室内と外の気温差が大きくならないよう気をつけましょう。
また、カーディガンやひざ掛けなどでこまめに体温調節し、太い血管が通っている首周り・手首・足首などを冷やさないことも大切です。
冬場はマスクを使うと口や喉、鼻を冷気が直接刺激することを予防できます。

入浴はぬるめの湯船で10分程度

入浴は、湯船につかることで自律神経が整います。
38~40度ほどのお湯で10分程度温まりましょう。
熱いお湯や長湯は、心臓への負担が大きく入浴後に痒みが起こりやすい、交感神経が活性化してしまい眠りづらくなるなどのデメリットがあります。
特に心臓への負担を考えると、高齢者は温かい浴室での半身浴が安全です。

寒暖差アレルギー対策②:自律神経を整える食生活

食生活が乱れると、自律神経にも影響があります。

様々な食材をバランスよく食べることが基本ですが、寒暖差アレルギー対策には以下に紹介する自律神経を整える栄養素を十分に摂取することが大切です。

自律神経を整える栄養1:GABA(γ-アミノ酪酸)

GABAは交感神経を抑えることでストレスを和らげ、精神を安定させる神経伝達物質です。
興奮を抑えるので体はリラックスし、眠りにつきやすくなります。

GABAを多く含む食べ物は以下の通りです。

・野菜:トマト、ナス、カボチャ、きゅうり、アスパラガスなど
・果物:メロン、みかんなど
・発酵食品:キムチ、納豆など
・その他:チョコレート、発芽玄米など

自律神経を整える栄養2:たんぱく質とビタミンB6

ビタミンB6はバナナ、玄米、さつまいも、魚・肉などに多く含まれ、たんぱく質を分解し、GABAを体内で生成します。

特に魚・肉はビタミンB6とたんぱく質を同時に摂取できるため、GABAの合成に都合が良い食材です。

たんぱく質は自律神経を整えるだけでなく、筋力や体力、思考力の維持にも必要な栄養素で、特に高齢者はフレイルや認知症の予防のためにも十分な量を摂取することが大切です。

食事だけでは不安な場合は、必要に応じてサプリメントを上手に取り入れるなどの工夫も検討しましょう。

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吸収スピード図

自律神経を整える栄養3:トリプトファン

自律神経のバランスを調節するホルモンとして、脳の神経伝達物質であるセロトニンがあります。
セロトニンはアミノ酸の一種であるトリプトファンから合成され、「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神の安定に働きます。


トリプトファンが含まれる食品は以下の通りです。

・動物性食品:大豆製品、乳製品、卵、魚・肉など
・植物性食品:ごま、ピーナッツ、バナナなど

トリプトファンは体内で合成することができないため、食品から十分に摂取する必要があります。

寒暖差アレルギー対策③:薬で症状を抑える

寒暖差アレルギーは、抗ヒスタミン薬、ステロイド、漢方薬などで症状を抑えることができます。
受診し相談することでより自分に合ったお薬を処方してもらえますが、市販品を購入する場合は薬剤師さんに相談すると良いでしょう。

まとめ

自律神経も老化します。
それでも食事をはじめとした日常生活を見直すことで、自律神経をケアして寒暖差アレルギーを予防・改善できる可能性があります。

年齢を重ねても健康を維持して、快適な毎日を楽しみましょう!

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