2024.02.27
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しっかり予防で「貧血に負けないカラダ」へ

なぜか氷を食べてしまう、あまり眠れない、すぐに疲れる…それは身体から出ている貧血のサインかもしれません。貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンが減少し、酸素を運ぶ能力が低下する状態です。

貧血は、生活習慣や食事の乱れ、出血や病気など、さまざまな原因で起こります。放っておくと、日常生活に大きな影響を与えるかもしれません。

この記事では、貧血の種類と原因、貧血を予防するための生活習慣について、わかりやすく解説します。普段疲れやすい方などは、ぜひ参考にしてください。

実は放っておくと怖い貧血

貧血とは、血液の中にある赤い色の成分、ヘモグロビンが足りなくなることです。ヘモグロビンはヘムという鉄色素とたんぱく質で作られていて、体の中の酸素を運んでくれます。そのため、鉄が不足するとヘモグロビンも減ってしまい、酸素がうまく運べません。

貧血は自覚症状があまりないため、病院で検査しないと分かりにくいことがあります。特に、長い間貧血になっている人は、身体が慣れてしまって自分では気付かないかもしれません。

貧血になると必死に酸素を送ろうとして、心臓や肺が無理をしてしまいます。また、脳や内臓、手足の筋肉は酸素が足りなくて、働きが悪くなってしまいます。貧血は軽いと思っても、放っておかずに早めに治療することが大切です。放っておくと、心臓に負担がかかりすぎて、狭心症や心筋梗塞などのリスクがあります。

若い人や女性に多い貧血の症状

貧血は若い人や女性にも多い病気です。特に生理や妊娠などで、鉄分が不足しやすい女性は注意してください。貧血の自覚症状は無い場合も多いため、定期的に血液検査を受けることも大切です。

貧血の自覚症状は、個人差があります。全身倦怠感、頭痛、動悸、息切れ、耳鳴り、めまい、易疲労性などが一般的です。ただし、この症状は貧血だけでなく、他の病気やストレスなどでも起こり得るため、貧血と断定することはできません。

貧血が進行すると、舌がツルツルになって痛い、食べ物が飲み込みにくいなどが表れます。また、枝毛が増えたり、髪が抜けやすくなったりした場合も貧血の兆候です。

変わったところでは、氷をよく食べるようになります。また、顔色が悪い、爪が薄く反り返る、手足が冷たいなども貧血が進行したときに出る症状です。

あなたはどれ?貧血の種類と原因

貧血といっても、さまざまな種類があり、それぞれに異なる原因があります。貧血の種類と原因を知ることで、自分の状態に合った対策ができるかもしれません。貧血の種類と原因について見ていきましょう。

鉄欠乏性貧血

貧血の大半を占め、女性に多いことが特徴です。鉄欠乏性貧血は、妊娠や授乳、月経、食生活の乱れなどで鉄分が不足することが原因になります。体に必要な鉄分が足りないため、赤血球が十分に作れません。手術で胃を摘出した方も、この貧血になりやすいため注意しましょう。

鉄分が足りないと、赤血球が小さくて色が薄くなり、酸素を運ぶ力が弱くなります。特徴として、口や目の内側が白くなったり、爪がもろくなったりすることがあります。改善するためには、鉄分を多く含む食べ物や薬を摂ることが必要です。

巨(大)赤芽球性貧血

赤血球を作るのに必要なビタミンB12や葉酸が足りないときに起こる貧血です。ビタミンB12や葉酸が足りないと、赤血球が大きくなってしまい酸素を運ぶ力が弱くなります。この貧血の特徴的な症状は舌が痛くなったり、白髪が増えたり、足がしびれたりすることです。

ビタミンB12が不足するのは、胃を切除した場合や、肉や卵などをあまり食べない場合に可能性が高くなるため注意してください。葉酸が不足するのは、偏った食事をする場合、お酒を飲みすぎる場合に見られます。

再生不良性貧血

再生不良性貧血は、血液を作る場所である骨髄がうまく働かなくなるという病気です。そのため、赤血球や白血球、血小板などが足りなくなります。この病気は珍しいため、100万人に6人ぐらいしかいません。

血球が足りないと、体にさまざまな問題が起こってしまいます。たとえば、青いあざが簡単にできたり、歯ぐきや鼻から血が出たりします。また、熱が出やすいことや、のどの痛みなどもこの貧血の特徴です。他には尿に血が混じったりすることもあり、これらの症状があったら、早めに医師の診察を受けてください。

腎性貧血

腎性貧血とは、腎臓の機能が低下することで、赤血球を作るのに必要なエリスロポエチンというホルモンが不足する状態です。エリスロポエチンは腎臓で作られ、酸素が少ないときに血液中に放出されます。エリスロポエチンは骨髄で赤血球の元になる細胞を増やす働きをします。

腎性貧血は心臓に負担がかかりやすいため、注意してください。

溶血性貧血

溶血性貧血とは、赤血球の寿命が短くなり、ヘモグロビンが血液中に漏れ出すことで起こる貧血です。スポーツなどで激しい運動をすると、赤血球が壊れやすくなることがあります。これは、足の裏に衝撃が加わったり、筋肉が血管を圧迫したりすることで、赤血球が損傷を受けるからです。特に、長距離の陸上選手、サッカーやバスケットボール、バレーの選手などに多く見られます。

症状として、皮膚や目の白目が黄色くなる黄疸や、腹部に腫れや痛みがでる脾腫などに注意してください。また、尿が赤くなったり、胆石ができることがあります。

二次性貧血

他の病気が原因で起こる貧血もあります。また、薬剤による貧血にも注意してください。

貧血を予防するための生活習慣

貧血を予防するためには、食事や睡眠、ストレスなどの生活習慣に気をつけてください。また、体調が悪いときは我慢せず病院を受診しましょう。

食事を意識する

食事の仕方にも注意してください。食べ過ぎたり、早食いしたり、イライラしながら食べたりすると、胃に負担がかかるため、鉄分の吸収が悪くなります。ゆっくり噛んで、リラックスして食べるようにしましょう。

また、食事のバランスも大切です。鉄欠乏性貧血や悪性貧血の原因に、鉄分やビタミンB12などの不足があります。これらの栄養素は、赤血球を作るために必要です。

そして、タンパク質やビタミンCなども貧血の予防には欠かせません。特にタンパク質は、赤血球の中にあるヘモグロビンという物質の材料になります。

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睡眠やストレス管理する

睡眠不足は、鉄分の吸収を妨げることもあります。そのため、睡眠はしっかりとるようにしましょう。また、ストレスが強いと、食事の時に鉄分の吸収力が下がってしまいます。

睡眠やストレスの管理は、貧血の予防に欠かせません。ストレスは、完全になくすことはできませんが、日頃から趣味や運動などを楽しんだり、リラックスできる時間を作りましょう。

定期的な健診を受ける

貧血は自覚症状がなかったり、ストレスや疲労と間違えてしまう場合があります。ただし、放っておくと日常生活に支障をきたしたり、重篤な症状がでたりするかもしれません。

健診では血液検査で異常を発見できます。体調が悪い原因が貧血だったということもあるため、おすすめです。

まとめ

貧血は、ただの疲れや栄養不足と思い、放置すると身体や心に深刻な影響を及ぼすかもしれません。貧血は若い人や女性にも多く、鉄欠乏性貧血が最も一般的です。タンパク質の不足は鉄の吸収を妨げるため、食事を意識してバランスよく摂りましょう。

自覚症状がないことも多いため、定期的な健診で血液検査を受けてみるのもおすすめです。貧血を予防するため生活習慣を整えて、元気なカラダを保ちましょう。

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