「しっかり寝たはずなのに、疲れが取れない」「朝から体が重い」――そんな経験はありませんか?
現代人の多くが抱えるこの悩み、実は“睡眠時間”ではなく“睡眠の質”が大きく関わっています。
特に40代以降は、加齢によるホルモンバランスの変化や生活習慣の乱れによって、知らず知らずのうちに「眠りが浅くなる」「寝つきが悪くなる」といった問題が増えていきます。
でも安心してください。
ちょっとした習慣の見直しと、栄養面でのサポートを取り入れることで、ぐっすり眠れて、すっきり目覚める毎日を取り戻すことができるんです。
ここでは、ぐっすり眠れてすっきり目覚められるポイントをご紹介します!
私たちの睡眠は、年齢とともに変化していきます。若い頃は深い睡眠(ノンレム睡眠)が長く続き、多少のストレスがあってもぐっすり眠れた人も多いでしょう。
しかし、40歳を過ぎると深い眠りの時間は減少し、夜中に目が覚める「中途覚醒」が増えてきます。
これは自然な現象ですが、「仕方ない」と放置してしまうと、日中のパフォーマンス低下や体調不良を招くことに。
だからこそ、年齢に合わせた“質の高い睡眠”を意識することが重要なのです。
「最近、集中力が続かない」「なんだかイライラしやすい」「疲れが抜けない」というこうした体の不調は、睡眠不足ではなく、睡眠の“質”の低下によって引き起こされることが多いです。
特にミドル世代は、仕事や家庭のストレスが増え、交感神経が優位になりがちです。
リラックスして眠りにつくためには、日中の過ごし方や夜の環境作り、さらには体の内側からのサポートが欠かせません。
質の良い睡眠を手に入れるには、「眠りやすい状態を作ること」が大切です。簡単にできる毎日の習慣から見直してみましょう。
体には「体内時計」が備わっており、このリズムが乱れると睡眠の質も低下します。
特に週末に「寝だめ」をしてしまうと、月曜の朝がつらくなる“社会的時差ボケ”状態になります。
まずは、平日も休日もできるだけ同じ時間に寝起きすることを心がけましょう。
朝日を浴びることで、脳は「1日のスタートだ」と認識します。これにより、夜には自然と眠くなるリズムが整います。
もし外に出る時間がない場合でも、窓際で5〜10分ほど光を浴びるだけでも効果がありますよ。
寝る直前に熱いお風呂に入ると、交感神経が刺激されてしまいます。
理想は寝る1時間前までに38〜40℃のぬるめのお湯に浸かり、軽くストレッチをしてリラックスすること。これだけでも寝つきが良くなります。
寝る環境は、想像以上に睡眠の質に影響します。
寝る前にスマホやテレビを見ていませんか?その光(ブルーライト)は脳を刺激し、眠りを妨げる原因になります。
寝る1時間前からはスマホなどブルーライトの光を浴びてしまうものを見ないようし、部屋の明かりも徐々に暗くしていくと良いでしょう。
寝室には電子機器を持ち込まず、間接照明やアロマ、お香などでリラックスできる空間を作るのがおすすめです。
眠りと食事には深い関係があります。
「何を食べるか」「いつ食べるか」を意識することで、体の内側から快眠をサポートできます。
食後すぐに寝ようとすると、胃腸が消化活動でフル稼働しているため、体は“休息モード”に入りにくくなります。
可能であれば、夕食は寝る3時間前までに済ませるのが理想です。遅くなる場合は、消化の良い魚や豆腐などを中心に、軽めに抑えましょう。
寝る前には睡眠を誘発する食べ物を食べることが重要です。以下の栄養素はとてもオススメです。
●タンパク質:睡眠ホルモン「メラトニン」の材料となる「トリプトファン」も含みます。
●ビタミンB群:神経を落ち着かせ、心身のリラックスを促進。
●カルシウム:興奮を抑え、安定した睡眠へ導く働きがあります。
カフェインはからだを興奮させてしまうので、夕食以降はコーヒーなどのカフェイン入りの飲み物は避けましょう。
タンパク質は、睡眠に欠かせないホルモンや神経伝達物質を作る基礎になります。不足すると、寝つきが悪くなったり、途中で目覚めやすくなったりすることも。
朝食にタンパク質を摂ると、体内時計を整える効果があるとされています。
体内時計をリセット(リズムをリスタート)するには、朝の光と朝食が重要で、タンパク質を含んだ朝食は、リズム調整をより強力にサポートしてくれるのです。
納豆や卵、ヨーグルトなど、手軽にタンパク質を摂れる食材を朝食に取り入れましょう。
忙しかったり、調理の手間が大変でタンパク質を摂るのが難しい場合は、サプリメントを活用するのも良い方法です。オススメはタンパク質を効率良く補給できるペプチドのサプリメントです。
ペプチドとは、タンパク質が消化酵素で分解され、アミノ酸が数個固まった状態のこと。アミノ酸を2~3個まとめて取り込めるため、効率的に体内に補給することができます。肉や魚のタンパク質からアミノ酸を摂ろうとすると、消化され吸収されるまでに3~4時間かかりますが、ペプチドでは、既に分解された状態ですので30~40分で吸収されていきます。
就寝後就寝後1~3時間後は、成長ホルモンの分泌が活性化される体づくりの「ゴールデンタイム」。この時間にタンパク質が分解されたアミノ酸が体内にあることで効果的にリカバリーできます。就寝前にペプチドを摂れば30~40分で体に吸収されていきますので、ゴールデンタイムに合わすことができるのです。
鈴廣かまぼこ開発の「サカナのちからB」は、天然の白身魚でつくられたサプリメントです。
魚肉たんぱくを酵素で分解した「魚肉ペプチド」でできており、アミノ酸20種を素早く効率良く体内に補給することができます。
・魚肉だから高たんぱく低脂肪
・魚肉だから理想的なアミノ酸バランス
・ペプチドだから優れた吸収効率
・タンパク質利用率は、97%
ぐっすり眠れたら、次は“最高の朝”を迎えましょう。
目覚めの行動を少し変えるだけで、1日のスタートが大きく変わります。
スヌーズボタンは、実は「眠りの質」をさらに悪化させる原因です。二度寝によって眠りが浅くなり、逆に体が重だるく感じてしまうことも。
目覚ましが鳴ったら、まずはベッドから起き上がることを習慣にしましょう。
起きた直後のストレッチは、血流を促し、脳もシャキッと目覚めさせてくれます。
さらに、寝ている間に失った水分を補うことで、代謝もアップ。コップ一杯の常温水や白湯がおすすめです。
「眠ること」は、単なる休息ではありません。心と体を整え、明日を元気に迎えるための大切な時間です。
質の良い睡眠がとれると、あなたの能力や行動力を高め、充実した毎日を過ごせると思います。
特に40代以降は、意識して睡眠の質を高めることが、健康維持にもつながります。
生活習慣の見直しに加え、食事やサプリメントで“内側からのサポート”も取り入れて、無理なく快眠習慣を手に入れましょう。
ぐっすり眠れて、すっきり目覚めたい。そんな理想の毎日は、今日から始めることができます。
お忙しいとなかなか難しいでしょうが、できることを週一からでも始めてみませんか?