2023.12.15
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油断大敵! 冬こそ気にしたい肌のケア

気温が下がり、空気の乾燥が気になる冬。肌荒れ、かゆみ、あかぎれ…暖かい時期には気にならなかった肌のトラブルが起きていませんか?冬は、肌の健康が損なわれやすい季節です。肌を健やかに保つためには、毎日きちんとケアする必要があります。

この記事では、冬にトラブルを起こしやすい肌のケア方法を紹介します。体の外側と内側の両方からアプローチして、冬の肌トラブルを防ぎましょう。

冬に肌がトラブルを抱えがちな理由

春や夏は問題ないにもかかわらず、気温が低くなるにつれて肌の調子が悪くなる人は少なくありません。冬の季節には、肌がトラブルを起こしやすくなる原因が潜んでいます。

まずは、冬に肌が調子を崩す理由を解説します。

気温低下と湿度の低下

ほかの季節に比べて、冬の空気は乾燥していますね。実は気温が下がるほど、空気が取り込める水蒸気の量は減少します。

冬の夜に気温が低下すると、空気中に取り込める水蒸気の量は減り、余分な水蒸気は結露や氷となって現れます。朝を迎えて気温が上昇しても、空気中の水蒸気量は減ったまま。そのため湿度が低くなり、乾燥するのです。

空気が乾燥すると、肌の水分はどんどん奪われてしまいます。すると肌のバリア機能が低下したり、肌の水分と皮脂のバランスが崩れたりするため、トラブルが起こりやすくなるのです。

暖房器具の使用による乾燥

気温が低くなって乾燥するなら、空気を暖めればよいのでは?と思うかもしれません。しかし暖房器具を使って室温を高めても、水蒸気の量は増えないため乾燥は改善されません。それどころか相対的に湿度が下がり、より乾燥しているように感じるでしょう。

かつて普及していた石油ストーブは、燃焼する際に水蒸気が発生するため、乾燥しにくい暖房器具でした。しかし、現代の空調はエアコンが主流です。一般的なエアコンは加湿できず、部屋が暖かくなっても空気は乾燥したままです。さらに風が当たると肌から水分が失われやすくなることからも、エアコンは肌の乾燥を助長する暖房器具といえます。

体が冷えて血行が悪くなる

冬になると肌トラブルに加えて、手足の冷えや肩こり、むくみなどが気になる人は、血行が悪くなっているかもしれません。

気温が低下して体が冷えると、体温を上げるために血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。さらに臓器がある体の中心に血液を集めて、体温を維持しようとします。そのため血液が体の末端まで流れにくくなり、血行が悪くなってしまうのです。

肌は「ターンオーバー」を繰り返して、古い細胞と新しい細胞を入れ替えています。ところが血行が悪くなると、ターンオーバーに必要な酸素や栄養素が十分に供給されません。その結果、ターンオーバーが乱れて肌トラブルが生じます。

体の外側からのケア方法

冬の肌が調子を崩す大きな要因は、空気の乾燥です。肌を取り巻く空気の状態を改善するとともに、乾燥から肌を保護しましょう。

ここでは、冬の肌を外側からケアする方法を3つ紹介します。

室内の加湿

空気が乾燥していると肌の水分が失われやすくなるため、加湿して部屋の乾燥を防ぎましょう。加湿器があればぜひ利用してください。冬の室温18〜25℃程度では、湿度は40〜50%が適切とされています。

加湿器がない場合は、洗濯物や濡れたタオルを室内に干す、浴室のドアを開けてお風呂の残り湯で加湿するなどの方法があります。ただし、湿度が60%を越えるとカビやダニが繁殖しやすくなるため、加湿し過ぎにも気をつけましょう。

肌の保湿

化粧水や乳液、クリームなどを活用して肌を保湿しましょう。顔のスキンケアは、化粧水のあとに乳液やクリームを塗り、油分で水分の蒸発を防ぎます。とくに洗顔後やお風呂上がりは肌が乾燥しやすいので、早めにケアしましょう。

体用の保湿アイテムも、ローションやミルクなどさまざまな種類がありますが、冬は油分が多いボディクリームの利用をおすすめします。体も、お風呂上がりのケアが大切です。肌の乾燥がひどいときは、顔と同じように化粧水やローションを塗ってから、クリームで水分を閉じ込めてください。

体の冷えを防ぐ

ひざ掛けやレッグウォーマー、湯たんぽなどを利用して血行を促進し、肌のターンオーバーを促しましょう。

効率的に冷えを解消するなら、腹巻きやカイロでお腹を温める方法が有効です。前述のとおり、体が冷えると臓器のまわりに血液が集まります。そのためお腹を温めれば、全身の冷えを解消する効果が見込めます。血管が皮膚の近くを通っている首・手首・足首を温めるのもおすすめです。

体の内側からのケア方法

体の外側とともに、内側からもケアすると、より効果的に肌のトラブルを解消できます。ここからは、冬の肌を内側からケアする方法を紹介します。

水分補給

十分に水分を摂り、体の内側から肌へうるおいを与えましょう。

冬は、夏場よりものどの乾きを感じにくくなるため、水分補給がおろそかになりがちです。人は1日に2.5リットルもの水分を必要とします。食事から1リットルを摂取し、体内の化学反応で0.3リットルの水が作られるため、残り1.2リットルを飲水で摂取しなければなりません。

体の水分が不足すると、肌のうるおいが失われて乾燥しやすくなります。さらに血液がドロドロになって血行が悪くなり、肌のターンオーバーが乱れる原因にもなります。冬でも意識的に水分を摂取するようにしましょう。

運動して筋肉を動かす

体を動かすと血流が改善されて酸素や栄養の運搬がスムーズになり、肌のターンオーバーが促進されるでしょう。また筋肉が増えると、基礎代謝がアップして体温が上がり、血行がよくなる効果も見込めます。

冬は寒くて、運動に気が進まないかもしれません。しかし、筋肉にはポンプのように血液を送り出す働きがあります。体を動かさなければ筋肉が硬くなり、血行が悪くなってしまうでしょう。適度に体を動かすと筋肉のポンプ作用が働いて、血液の巡りがよくなります。

運動して筋肉がつくと、基礎代謝が高まります。基礎代謝とは、体を動かしていなくても消費されるエネルギーのこと。エネルギーが燃焼されて体温が上がると血行がよくなり、肌の生まれ変わりが促されるでしょう。

体を温める食べ物を摂る

体温を上げる食べ物を摂取し、血の巡りを改善させて、肌の生まれ変わりを促しましょう。

水分補給には温かい飲み物がおすすめです。白湯や生姜湯、ココアには体を温める作用があります。コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインを摂り過ぎると、血管が収縮してしまうため、適量の摂取にとどめましょう。

味噌汁やスープなどの温かい汁物を飲むと、胃腸から体が温まります。またナッツ類に含まれるビタミンEには血行促進作用があるため、肌のターンオーバーが整うでしょう。とうがらしの辛味成分であるカプサイシンには、エネルギーの代謝を活発にして体を温める作用があります。

肌ケアに効く栄養を摂る

肌にうるおいをもたらし、健やかな状態に整える栄養素を摂りましょう。

緑黄色野菜に豊富なビタミンAには肌のうるおいを保ち、肌荒れを改善する作用が見込めます。また肌を保護する皮脂は、脂質から作られます。脂質の代謝には、レバーや魚、乳製品などに含まれるビタミンB2が必要です。肌のハリをつくるコラーゲンの生成には、ビタミンCが欠かせません。みかんやいちごを食べて、ビタミンCを摂取しましょう。

肌の基になるタンパク質も、大切な栄養素です。タンパク質は魚、肉、卵、乳製品、大豆製品に多く含まれています。とくに魚は、EPA・DHAといわれる脂質も豊富です。EPAとDHAには血液をさらさらにして血行を改善する作用があり、肌のターンオーバーが整う効果が期待できます。

冬の肌ケアに魚肉たんぱく質を摂ろう

体の内側から肌をケアするには、タンパク質の摂取が欠かせません。タンパク質は肌そのものを作る材料になるほか、筋肉のもとになることで、血行の促進や体温の上昇に役立ちます。

タンパク質は、肌や筋肉以外にも髪、爪、内蔵、さらに体の機能を調整する酵素やホルモンなど、体中で必要とされる栄養素です。そのため意識して十分に摂取しなければ、肌にまで行き届きません。

肌のケアには、魚肉たんぱく質の利用がおすすめです。魚肉には良質のアミノ酸がバランスよく含まれています。

タンパク質は20種類のアミノ酸からできていて、どれかひとつでも少なかったり欠けたりすると、充分に体づくりに使われません。魚肉タンパクはアミノ酸20種類をすべて含んでいる上に、人の身体で合成できず食べ物からしか摂ることのできない必須アミノ酸を理想的なバランスで含んでいます。

魚肉ペプチドで効率的にタンパク質補給

タンパク質を手軽に摂る方法として魚肉ペプチドのサプリメントを活用する手があります。

ペプチドとは、タンパク質が消化酵素で分解され、アミノ酸が数個固まった状態のこと。アミノ酸を2~3個まとめて取り込めるため、効率的に体内に補給することができます。肉や魚のたんぱく質からアミノ酸を摂ろうとすると、消化され吸収されるまでに3~4時間かかりますが、ペプチドは、既に分解された状態なので30~40分で吸収されていきます。

魚肉ペプチドは、人の体をつくる20種のアミノ酸をバランス良く含み、ペプチド状にしているので吸収効率、利用効率に優れています。同じ魚肉たんぱくでありながら、ペプチド状にすることで、たんぱく質利用率を80→97%に高めています。

正味たんぱく質利用率とは、摂取したたんぱく質がどれだけ体を構成するたんぱく質に利用されたかという値。 魚肉ペプチドの利用率は97%、大豆や牛乳、牛肉、魚肉さえも上回る値です。

魚肉ペプチド サカナのちからB

鈴廣かまぼこ開発「魚肉ペプチド サカナのちからB」は疲労感軽減の機能性表示食品です。
手軽に良質なタンパク質を素早く摂りたい方にオススメです。

乾燥したり冷え込んだりする冬は、肌の調子が気になる季節です。しかし体の外側と内側、両方からケアすれば、健やかな肌を保てるはず。魚肉たんぱく質などを活用して、冬のトラブルに負けない肌を作りましょう。

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