かまぼこで“おいしく”タンパク質 かまぼこと伊達巻で楽々そうめん

夏の食卓の主役といえばお素麺。

かまぼこと伊達巻で旨みたっぷりの鈴廣流そうめんはいかがですか。

炭水化物の多い麺類をかまぼことともに召し上がっていただくことでお魚の良質なタンパク質をとることができますし、伊達巻は焼く必要がないため簡単に錦糸卵の代わりになります。

今日はかまぼこアーティストのかまぼこママさんに、お素麺に合うかまぼこと伊達巻の使い方を教えていただきます。

「私の亡き母は、夏にお客様がいらっしゃると必ずお素麺を出していました。お素麺なんて、おもてなし料理になるの?とよく聞かれるのですが、なるんです。いろいろな薬味を用意して、それを細く細く針のような千切りにします。すると、誰もが『わぁ素敵』と思うお料理になりますよ」とかまぼこママさんはおっしゃいます。

かまぼこママの「簡単おしゃれなお素麺」

かまぼこや伊達巻の食感は切り方次第で、微妙に変わるのも楽しいところ。

かまぼこママさんはお素麺に添えるときは、細い素麺の食感と調和するように、かまぼこや伊達巻を薄く切ります。そのうえで、断面を残したものと、千切りの二種類に仕上げていきます。

「千切りにしたかまぼこをまとめて口に運べばふわっとした食感を楽しめますし、断面を残したままのかまぼこはしなやかな弾力や滑らかな舌触りを味わえます」(かまぼこママさん)。

伊達巻で手間いらず。錦糸卵のかわりに。

材料

・「特上蒲鉾」 3㎜に薄く切ったものを5枚
・「伊達巻」 3㎜に薄く切ったものを5枚
・そうめん
・めんつゆ
・しそ、みょうが、しょうが、きゅうり、トマトなど薬味

 

作り方

①かまぼこと伊達巻を3㎜ほどに切る。数枚はそのままに、残りは細い千切りにする。

②薬味も切る。紫蘇やみょうがは針のように千切りにし、生姜はおろす。きゅうりは薄切り、ミニトマトは4分の1に切る。

③そうめんを茹で、めんつゆを用意する。

宗田かつおやサバなど6つの旨味 「久津間のだしパック」

かまぼこママさんが忙しい時に重宝するとおっしゃるのが、小田原にある久津間のだしパック。宗田がつお、鰹、サバ、いわし、椎茸、昆布がブレンドされており、しっかりとした出汁がとれます。

「酵母エキスなども入っていないので、素材だけの染み渡る味わいが好みです。素麺のつゆとしても、煮物などにちょっと使いたい時にも便利です」(かまぼこママさん)。

生の魚を石臼ですり上げつくられる「特上蒲鉾」

特上蒲鉾」は生の魚からすり身、そしてかまぼこへと数時間の間に一気につくり上げるので、魚の豊かな香りや風味をもっとも深く感じられる逸品です。特に、歯に吸い付くようなしなやかな食感はこの「特上蒲鉾」ならでは。一本一本に洗練された職人たちの技と知識が凝縮されています。

七代目廣吉が夢見たキグチの「伊達巻」

鈴廣の「伊達巻」は驚くほど魚の旨みがしっかりとした伊達巻です。旨味が特別強いといわれるキグチを使い、七代目廣吉が特別な製造方法で生み出した一品です。

体に染みわたる奥深い甘さを出すために、砂糖だけでなく、麹が生み出す上品な甘みが特徴の本みりんをたっぷり使っています。また、卵には有名玉子焼専門店でも使われるブランド卵「都路のたまご」を採用。マリーゴールドを含む上質な餌を食べて育った鶏の黄身の濃い卵を使用することで、濃厚な味わいと鮮やかな黄色を際立たせました。

かまぼこや伊達巻を常備して、夏もお魚たんぱくたっぷりの毎日をお過ごしください。

Recipe by Kamaboko Mama, Photos by Hiyori Ikai, Written by Kaeko Liff

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