鈴廣のお月さま。型染めカレンダーに描いて

秋といえばお月様。
今日は、鈴廣のデザインで“お月見”を楽しんでいただこうと思います。

鈴廣ではパッケージや紙袋、お客様にお配りしているカレンダーなどに、江戸時代からの伝統的な染色技術である「型染め」をつかっています。

型染めとは渋紙を彫った型紙を用いて、布や紙を染める方法です。鈴廣では型染め作家の鳥居敬一氏に昭和の中期にデザインをお願いしてから今も、型染めをデザインの中心にすえています。

刀で彫った型紙は線がきりっとしていますが、染料が自然に紙に浸透していき、染め上がりは柔らかな曲線やグラデーションになる。染め独自の美しさです。

今回は、過去の型染め作品から「月」が出てくるデザインを集めてみました。月と相性の良い箱根仙石原のすすき、フクロウや月面うさぎ、犬がロケットに乗って月旅行…!?と、「月」一つとっても様々なデザインが登場します。

それでは鈴廣のお月見、1968年から順をおってお楽しみください。

皆様はどの月の意匠がお好きですか。

~1968年~

~1969年~

~1971年~

 

昭和中期、印刷機を使わず、手で和紙を一枚ずつ染める「手染めカレンダー」もお配りしていました。1972年と1974年の和紙のカレンダーをご紹介します。手染めならではにじみや風合い、お客様ひとりひとり染め上がりの違うカレンダーを手に取っていただいておりました。

~1972年~

~1974年~

~1989年~

~1997年~

~1999年~

~2001年~

~2005年~

~2006年~

~2007年~

 

~2013年~

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