どんぶり界の頂点に立つのは、なんといっても海鮮丼ではないでしょうか。
今回のメニューはかまぼこアーティストのかまぼこママさんがつくる「かまぼこと伊達巻の海鮮丼」。「謹上蒲鉾」のぷりぷりの食感と、ほんのり甘い伊達巻を玉子焼き代わりに使った、簡単で贅沢などんぶりです。
どんぶり界の頂点に立つのは、なんといっても海鮮丼ではないでしょうか。
今回のメニューはかまぼこアーティストのかまぼこママさんがつくる「かまぼこと伊達巻の海鮮丼」。「謹上蒲鉾」のぷりぷりの食感と、ほんのり甘い伊達巻を玉子焼き代わりに使った、簡単で贅沢などんぶりです。
かまぼこママさんは伊達巻を日常的に使っていらっしゃるのだとか。「玉子焼を焼くのがちょっと手間だなと思う時があるでしょ。伊達巻は切るだけですし、魚の旨みもしっかりとしていて美味しい。お弁当や海鮮丼の食材としておすすめです」
鈴廣の「伊達巻」は旨味が強いといわれるキグチを使い、七代目廣吉が特別な製造方法で生み出した一品です。
体に染みわたる奥深い甘さを出すために、砂糖だけでなく、麹が生み出す上品な甘みが特徴の本みりんをたっぷり使っています。また、卵には有名玉子焼専門店でも使われるブランド卵「都路のたまご」を採用。マリーゴールドを含む上質な餌を食べて育った鶏の黄身の濃い卵を使用することで、濃厚な味わいと鮮やかな黄色を際立たせました。
かまぼことお米のある暮らしVol.1「かまぼこ丼」に続いて、海鮮丼にもかまぼこの切り方に工夫を凝らしました。
「かまぼこは厚みや形で食感が大きく変わります。3mmほどの薄い厚さの短冊切りのものと、7㎜ほどの角切りのものを用意しました」(かまぼこママさん)。
①かまぼこをお好みの大きさに切る。
② 米1合に対して170㏄の水で炊く。
③ お米が炊けたら、すし酢30㏄をまんべんなくかけ、1分おく。
*かまぼこママさんのおすすめは飯尾醸造の「富士手巻きすし酢」
④ しゃもじでお米を切るように混ぜ、酢飯にする。
⑤④の上にかまぼこ、いくら、貝割大根などを載せる。
箱根山と丹沢山地の麓に広がる足柄平野で、志村屋米穀店の志村成則さんは農薬も化学肥料も使わずに米づくりに取り組んでいます。田んぼには鴨やトンボなどの生き物たちも暮らし、土づくりに欠かせない微生物も息づいています。かまぼこママさんも「稲がたくましく自分の力で育っているからか、お米本来の香りや味わいがしますよ」と信頼を寄せるお米です。
特別セットには、志村屋米穀店の新米と、旬のグチを主に使ったしなやかな歯ごたえが自慢の「謹上蒲鉾」などを詰め合わせる予定です。海鮮丼にもぴったりなセレクションですので、「ほかに何をのせようかな」とワクワクしながらお待ちください。
Recipe by Kamaboko Mama, Photos by Hiyori Ikai, Written by Kaeko Liff