かまぼこ弁当 ぷりっぷりのかまぼこ玉子サンド

この春、ピクニックが人気だとか。公園や近くの自然に出向き、花香る空気とともに美味しいものをぱくり。そんなピクニックにぴったりのかまぼこ弁当レシピをシリーズで紹介していきます。

一回目は「ぷりっぷりのかまぼこ玉子サンド」です。いつもの玉子サンドイッチにぷりっぷりのかまぼこを入れるだけで、食感も旨味もググっとアップ。

今日のレシピを教えて下さったのはかまぼこアーティストのかまぼこママさんです。かまぼこママさんの玉子サンドは茹で卵ではなく、スクランブルエッグを使います。

「子どもの朝ごはんやお弁当、ピクニックなどに『かまぼこスクランブルエッグサンド』は大活躍しました。スクランブルエッグは茹で卵よりもすぐにできるし、かまぼこは切るだけ。簡単なのに、ぷりっぷりのかまぼこの旨みと食感で満足感のあるサンドイッチになります」(かまぼこママさん)。

ふんわり玉子にはもちつる食感の「ぷちかま」チーズも合う

かまぼこママさんが玉子を使ったサンドイッチに合うと太鼓判を押すのは板かまぼこと、「ぷちかま(チーズ)」です。

ぷちかま(チーズ)」は一口サイズのチーズ入りの焼きかまぼこ。魚のタラとグチを黄金比で配合することで、すりみがもっちりつるりとした食感になりました。

チーズは、クリームチーズ、ゴーダ、パルメザン、エメンタールの4種をブレンド。クリームチーズを使うことで冷たくてもとろける柔らかさを表現し、ゴーダやパルメザンがかまぼこの旨みに負けないチーズの発酵の香りや旨味を担います。「ぷちかま(チーズ)」は焼きたてでなくとも、いつでもとろーりとチーズがとろけるため、ピクニックに持っていくサンドイッチにぴったりです。

「アトリエ ヴァイツェン サエ」の湘南小麦のしっとりとしたパンに挟んで

「ピクニックに行くときはサンドイッチの中身だけをお弁当箱につめて、途中でパン屋さんに寄ります。焼き立てのパンは小麦の香り高く、パンの外側はパリッパリ、中はふっわふわ。最高の状態のパンに、たまごやかまぼこを挟んでサンドイッチにして頬張るんです」(かまぼこママ)。

今日のパンはかまぼこママさんお気に入りの「アトリエ ヴァイツェン サエ」神戸さえさんのパンやクロワッサン。鈴廣かまぼこの里から車で5分に工房があり、希少な湘南小麦などの国産小麦と天然酵母を使った滋味深いパンを作っています。

「神戸さえさんのパンは小麦本来の個性を楽しめるものばかり。『今日は湘南小麦のしっとりとした食感を楽しもうか』とか、『ライ麦の滋味深い香りが恋しいな』などと迷っているうちに、結局何種類も買ってしまうことも」(かまぼこママ)。

薄切りかまぼこのスクランブルエッグサンド

材料 

(1個分)
謹上かまぼこ(紅) ハムのように薄切りに切ったものを2切れ
・卵 1個
・マヨネーズ 少々
・焼き立てのパン 1つ
・野菜やハーブ(今回は紫蘇)
・バター少々

作り方

1 かまぼこ(紅)は薄い短冊切りにする
*かまぼこママさんのおすすめはハムくらいに薄く切った短冊切りですが、かまぼこは切る厚みや形によって食感が変わる面白さがあります。いろいろな形に切って、お気に入りの切り方を見つけるのも楽しいです
2 卵をとき、フライパンにバターをひいて、スクランブルエッグを作る
3 スクランブルエッグとかまぼこ、マヨネーズを和える。
4 パンに3を挟む。お好みで紫蘇やきゅうりなどの野菜を足しても。

四種類のチーズがとろける「ぷちかま」の玉子サンドイッチ

材料

(1個分)
ぷちかま(チーズ)1個
ぷちかま(明太子)1個
・卵 1個
・焼き立てのパン 1つ
・ハーブ(今回はパセリ)
・バター少々
・モッツアレラチーズなどとろけるチーズ 適量

「ぷちかま」の玉子サンドイッチ

作り方

1 ぷちかまは半分に切る
2 卵をとき、フライパンにバターをひいて、スクランブルエッグを作る。
3 パンにチーズとスクランブルエッグと「ぷちかま」を挟む。チーズはスクランブルエッグの余熱でとける。お好みでパセリ、オレガノなどのハーブでアクセントをつけても。

お弁当に役立つ3点入りの「楽々おかずセット」

楽々おかずセット(い)」は、今回使用した「ぷちかま(チーズ)」と板かまぼこ「謹上蒲鉾」に、5種類の揚げかまぼこ「あげかま竹皮包」が入っています。「あげかま竹皮包」は木の葉形や梅形などの縁起のよい形をした揚げかまぼこで、お弁当のメインのおかずにもなります。楽々おかずセット(い)はご自宅用や、忙しい毎日を送る方へのちょっとした心遣いに喜ばれています。

Photography by Hiyori Ikai, Written by Kaeko Liff

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