香典返しの品物は何が人気?選び方やマナーについても解説

近しい人の葬儀を終え、忙しい毎日を迎えられている中、そろそろ香典返しをしなければならないが、どんな品物を贈ればいいのだろうとお悩みなのではないでしょうか。
この記事では、香典返しとして喜ばれる品物・人気の品物から、贈ってはいけない品物などについて説明します。
香典返しは、葬儀の際にお世話になった方へ感謝の気持ちをこめて贈るものです。
どんな香典返しの品物が喜ばれるかを理解し、感謝の気持ちを伝えられる商品を選んでください。

香典返しとは?

香典返しとは、葬儀など弔事の際にいただいた香典に対するお礼の品物、またはその品物を贈ることです。
弔事を滞りなく終えられたことや、お世話になったことへのお礼の気持ちを伝えるために贈ります。

本来香典とは、故人の冥福をお祈りして霊前にお供えをすること、葬儀等の急な出費を抱える喪家を助けることを目的としたものでした。
そのため、働き手が亡くなった場合など、経済状況が大きく変化してしまうときは、香典返しは必ずしも必要はありません。しかし、香典返しをしない場合でも、必ずお礼状は出しましょう。

香典返しを選ぶポイント

香典返しを選ぶとき特に着目すべきポイントは、価格と品物です。
香典返しの相場としては、「3分の1返し」や「半返し」といって、いただいた品物の3割から半額程度のものをお返しすることが基本です。
安価すぎるものや高価すぎるものは、受け取る相手に失礼にあたりますので避けましょう。
また、品物は長く残るものではなく、日常的によく使う消耗品がおすすめです。
これには、「不幸もすぐに消えてしまいますように」という意味が込められています。
受け取った側も困らず、気兼ねなく利用できるような品物を選びましょう。

人気のある品物例

実際に香典返しとして人気のある品物について、ジャンル別にご紹介します。
また、香典返しとして贈らない方が良い品物についても説明します。
人気のある品物には様々な意味が込められているものもあります。
この意味についても考えた上で、香典返しを選んでみてください。

食品

受け取った側も食べて美味しく楽しめる食品は、非常に人気があります。 種類も豊富で価格帯も幅広いため、選びやすいという利点もあります。 特に、以下で紹介する食品は香典返しによく贈られるものです。

◆お茶・コーヒー
どのような家庭でも手軽に飲めるお茶やコーヒーは、香典返しの品物として大変人気です。
軽くて日持ちのするものなので、保管方法についてもあまり気を使う必要がありません。
特に、お茶は「飲んで故人を偲ぶ」という意味でも用いられるため、よく香典返しに選ばれています。

◆砂糖
砂糖などの白いものは、故人が旅立つときに身につける白装束を彷彿させるとして、香典返しに人気です。
また、受け取った側も日常的に使いやすいという利点があります。

◆乾物
海苔などの乾物はそのままでも食べられ、便利なために人気です。
乾物だけでなく、漬物や佃煮などもセットになった商品もあります。

◆お菓子
日持ちのする焼き菓子セット、煎餅や羊羹などの和菓子も人気です。
特に、なかなか手にする機会のない地域限定のものであれば、特別感もあり喜ばれるでしょう。

◆かまぼこ
かまぼこは、砂糖と同じ理由で白いものが特に人気です。
甘いものが苦手な方や、高齢の方などにも広く喜ばれます。
鈴廣オンラインショップでは、かまぼこや伊達巻をはじめ、乾物やふりかけ等も取り扱っています。

日用品

普段の生活でよく使うものは、貰って困ることも少なく重宝されます。 品物によって様々な意味が込められたものもあるので、用途によって選んでみてはいかがでしょうか。

◆せっけん、洗剤
せっけんや洗剤は日用品の中でも使用頻度が高く、喜ばれることが多いでしょう。
また、大切な人を失った悲しみを洗い流す、という意味も込められています。
近年では様々な種類の石鹸や洗剤がありますが、香り付きのものや成分などにこだわりがある方もいらっしゃるので選ぶ際には注意が必要です。

◆タオル、シーツ
タオルやシーツも、新品のものを受け取ると嬉しいものです。
特に、肌触りの良い高級なものなどは、なかなか自分では購入しないという人も多く、喜ばれます。
また、白いものであれば、故人があの世へと旅立つ際に身につける白装束を連想させ、供養になるとも言われています。

カタログギフト

近年増えてきている品物として、カタログギフトが挙げられます。
相手が好きなものを選べるうえ、予算に応じて贈るカタログを使い分ければ、いただいた香典の価格に適した香典返しが贈りやすいという利点もあります。
また、香典返しとして直接贈るにはあまり推奨されない品を贈りたいと思った際にも、カタログギフトが役立ちます。
香典返しとしてカタログギフトを贈る際は、落ち着いたデザインの表紙や内装のものを選びましょう。

贈らない方がいい品物

次のようなものは、香典返しの品物として贈るのは避けた方がよいとされています。
どうしても故人の好んでいた品物を贈りたい、などの特別な理由があるならば、このようなものが掲載されたカタログギフトを贈る、といった方法をとり、直接贈ることのないようにしましょう。

◆肉
肉は「四つ足生臭もの」として、地域や宗教によってはタブーとされているものであり、香典返しには相応しくないとされています。 生の肉だけでなく、ハムやソーセージなどの加工品もあまり推奨できません。

◆お酒
お酒は神事の際のお供え物、という意味合いが強く、嗜好品という側面もあるため、不祝儀として用いるには相応しいとは言えません。

◆昆布
昆布は会食等にも用いられる食材ですが、繁殖力の強さやめでたさを表す食材としての側面から結婚式の結納品として用いられることも多く、香典返しには向いていません。

香典返しで知っておきたいマナー

香典返しを贈る際には、贈る品物だけでなく、贈る時期や礼状を添付することなど気をつける点がほかにも多くあります。

香典返しを贈る時期

香典返しを贈るのは、四十九日の法要が終わった頃が良いとされています。
また、地域によっては、通夜や告別式、葬儀のときにお持ち帰りいただくようにお渡しすることもあります。
この場合、香典の価格に応じた香典返しを用意することができないため、高額な香典をいただいた相手には後日追加で贈ることもあります。

お礼状

香典返しを宅配便などでお届けする場合は、必ずお礼状を添えます。
品物としての香典返しは贈らない場合でも、お礼状だけは必ず出すようにしましょう。
直接会ってお返しを渡したり、お礼をしたりできる場合は、お礼状を添える必要はありません。

香典返しの相場

香典返しの品物の相場は、いただいた香典の3割〜半額程度です。 安価すぎず高価すぎず、適切な価格のものを選ぶのも大切なマナーです。

まとめ

香典返しの品物としては、日常的によく使う品物、特に食品や石鹸などの消耗品がおすすめです。
相手の好みや価格も考慮した上で、感謝の気持ちが伝わるような品物を選びましょう。お礼状の添付も必須です。

葬儀後の香典返しや法事のお返しなど仏事用の贈答品として、かまぼこは非常に人気があります。
香典返し用のセットもあるので、興味のある方は、下記サイトをご覧ください。

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