慶応元年1865年、村田屋の屋号で魚商を営んでいた四代当主である村田屋権右衛門は、小田原の魚河岸に近い代官町(現在の本町)にてかまぼこ製造を始めました。
明治に鈴木姓となり、明治20年六代鈴木廣吉が屋号を「鈴廣」と改め、かまぼこ製造を本業としました。
以来、時は大正、昭和、平成と移り変わり、さまざまな時代の波に洗われながらも、鈴廣は、小田原かまぼこの神髄をひたすら守り磨き続けてまいりました。1本のかまぼこには7尾、時には10尾もの魚を使います。1尾の魚には1つの命があり、1本のかまぼこには、実に多くの命が込められているわけです。
鈴廣は、かまぼこづくりとは「いのちの移しかえ」だと考え、化学的な添加物を一切用いずに、自然の素材の持ち味を活かす製品づくりを貫いております。そのためには、独自の原材料の手配から製造技術の革新、衛生管理の徹底に至るまで、あらゆることへ努力を惜しみません。
また、伝統的な小田原蒲鉾の製造に愚直に取り組む一方、未来社会へ向けて、魚を、何よりも安全で人々の健康のために役に立つ動物性タンパク質食品として役立てるよう、さまざまな用途開発の研究を行っております。
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