#一(はじめ)

限定300組。正月だけの至高の御蒲鉾「一(はじめ)」。今年は歌手・森山良子氏に題字を。

御蒲鉾「一(はじめ)」のご予約を11月15日より300組限定で承ります。

御蒲鉾「一」はお正月のために、創業159年の鈴廣が全てを注いで作り上げる紅白かまぼこです。通常の二倍の大きさで艶やか。「重ねづけ」という最も時間のかかる技法でつくるかまぼこは、格段としなやかできめ細かいのが特徴です。

また、本年の「一」の題字は歌手の森山良子氏にギターの変調器カポタストによる一筆で揮毫いただきました。

小田原で唯一のオキギス漁師さんにお願いをして

「一」の魚には、グチ、オキギス、黒ムツの3種を職人が合わせていきます。グチはしっかりとした弾力があり、黒ムツは繊細さとソフトな食感が身上。オキギスは絹のような光沢を生じ、しなやかで優しい歯触りと、気品ある旨味を呈します。

特にオキギスは、相模湾の専門漁師の方に延縄漁でとっていただいています。オキギスは昔から小田原高級かまぼこの材料に使われてきましたが、家庭で食べられることもないことから、今ではほとんど漁をしなくなってしまった地魚です。「一」づくりが近づくと、専門漁師の方がたった一人で針にいかの切り身をつけた縄を2,000本程、海深くまで下ろしてとってくださいます。2

工場に魚が届くと、職人たちの目利きが始まります。魚の身は部位ごとに特性が異なるため、「一」に使うのはほんの一部の身だけ。年に一度の贅沢な素材です。

箱根富士丹沢山系の伏流水「箱根百年水」で引きだす

かまぼこには水も欠かせません。おろした身を水に晒すことで、弾力を阻害する血や脂質などを落としていきます。

鈴廣で使うのは、箱根丹沢山系の地層で百年近い時間をかけてろ過された伏流水「箱根百年水」日本では珍しい中硬水で、この水のおかげで鈴廣特有のぷりぷりとした弾力が生まれます。

「一」ならではの伝統技法「重ねづけ」で絹のような食感を

通常の蒲鉾の二倍の大きさ、特別な工数でお造りする「一」は、一握りの職人だけにしかつくることを許されません。この道50年の職人でさえ、「一」づくりの朝は、水行をして身を清めてから臨みたいほどと言います。

板にすり身をのせる工程では、「重ねづけ」という、板の上にすり身をミリ単位で少しずつ重ねていく、もっとも難しく、時間のかかる手法をとります。これによって、「一」だけが持つしなやかで滑らかな食感があらわれます。




ギターのカポタストによる一筆。歌手・森山良子氏の「一」題字

「一」の題字は毎年、新年に希望を与え世を導いていらっしゃる方々にお願いしております。本年は、「この広い野原いっぱい」でデビュー。「禁じられた恋」をはじめ「涙そうそう」、「さとうきび畑」、「あなたが好きで」など、数々のヒット曲を生み出した森山 良子氏書いていただきました。

森山良子氏はじめ題字

鈴廣の職人も、我々にしかできないかまぼこづくりを続けてまいります。どうぞ、新年を至高のひとくちから始めていただきますよう。

【商品概要】

商品名                  :御蒲鉾「一(はじめ)」
価格                     :紅白2本組26,000円(送料込・税込28,080円)

容量       :460グラム(通常の二倍の大きさ)×2本
販売個数              :限定300組 先着順にて締切
予約開始日           :2025年11月15日()午前9時より
お届け日               :2025年12月28日(お届け予定
ご予約方法              :電話注文 0465-22-0001 9時~18時
          オンラインショップ 

1 水産練り製品製造一級技能士は国家資格です。

2「一(はじめ)」は、相模湾及び日本近海、東シナ海で漁獲された原料魚でおつくりいたします。原料魚の産地は、漁獲した海域ではなく船籍によって国産、韓国と表記いたします。漁獲状況により、産地の表記は変更することがございます。

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