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夏麺にかまぼこでタンパク質を。
夏は暑さで胃腸の機能が低下することで、食事量が減ったり、さっぱりした麺料理に偏りやすいといわれています。
特に不足しがちなのがタンパク質。内臓や筋肉、免疫細胞の材料となるタンパク質が十分にとれないと、体力低下や夏バテへと体調を崩しやすくなります。
そこでさっと加えていただきたいのがかまぼこです。本コラムでは、夏にかまぼこを食べるメリットやレシピをまとめてご紹介します。
かまぼこの利点① かまぼこ1本に白身魚が約7匹。高タンパク質
かまぼこ1本には約7匹の白身魚を使っており、タンパク質が豊富。一食に3切れ*とれば、8グラム以上のタンパク質を摂ることができます。
*注釈:「謹上蒲鉾」や「特上蒲鉾」1本を10等分にした場合
かまぼこの利点② ゆで玉子や鶏むね肉より高い消化吸収率
さらに最近の研究で明らかになったのは、かまぼこのタンパク質の消化吸収性の高さです。タンパク質がどれだけ体内で消化吸収されるかを示す「DIAAS(消化性必須アミノ酸スコア)」で全乳やゆで玉子、鶏むね肉よりも高い、1.28という数値が出ました。
暑い夏、胃腸が疲れた日にも消化しやすいかまぼこを、自信をもっておすすめいたします。
かまぼこの利点③ 低脂質。さっぱりで食べやすい
板かまぼこは100g中、脂質が0.9gと低いのもうれしいところです。さっぱりとした味わいとみずみずしい喉越しで、暑い日にも食が進みます。
(1人分)
・謹上蒲鉾 1/3本
・中華麺 150g
・トマト(中玉) 1個
・きゅうり 1/3本
・錦糸卵 卵1個分
・カイワレ大根 お好みで
・万能つゆ 大さじ1
・水 大さじ5(万能つゆの5倍)
・酢 大さじ1
・ごま油 小さじ1
① 謹上蒲鉾を厚めに切ったものを2枚用意する。残りは薄く短冊切りにする。
② きゅうりと錦玉子は細切り、トマトは薄くスライスする。
③ 麺を茹でる。
※茹でたら流水でぬめりをとり、最後に氷水でしめるとコシが出ます。しっかり水気を切るのがポイントです。
④ 盛り付ける。
⑤ 万能つゆ、水、ごま油、酢を合わせて④にかける。
お好みでつゆに蜂蜜を加えたり、最後にマヨネーズをかけても◎
(1人分)
・謹上蒲鉾 1/2本
・オクラ 3〜4本
・梅干し 1個
・大葉 3〜4枚
・ミョウガ・ごま 適量
・万能つゆ 大さじ2
・水 1カップ(万能つゆの7倍)
① 梅干しを粗めにたたく。
② かまぼこを角切りにする。かまぼこをまず12mm~15mmの厚さに切り、さらに1枚を6分割に切るとコロコロとした角かまぼこになります。
③ 万能つゆと水を合わせる。
④ そうめんを茹でる。
※茹でたら流水でぬめりをとり、最後に氷水でしめるとコシが出ます。しっかり水気を切るのがポイントです。
⑤ そうめんの上に、かまぼこやオクラ、梅干しなどの薬味をすべて盛り付ける。食べる直前に③をかける。
(1人分)
・謹上蒲鉾 15mm〜20mmの厚さを2枚
・蕎麦(乾麺) 100g
・山芋 1/2本(120g)
・カイワレ大根 お好みで
・万能つゆ 小さじ1
・万能つゆ(めんつゆ用) 大さじ3
・水 1.5カップ
① 謹上蒲鉾を15mm〜20mmの厚めに切り、さらに半分にする。
② 山芋をすり、万能つゆ小さじ1を混ぜる。
③ 蕎麦を茹でる。
※茹でたら流水でぬめりをとり、最後に氷水でしめるとコシが出ます。しっかり水気を切るのがポイントです。
④ 万能つゆ大さじ3と水を合わせる。
⑤ 器に蕎麦を盛り、④のめんつゆをかける。
⑥ 山芋、かまぼこ、カイワレ大根を添えて完成。
・「冷やしおでん こくうま煮干し醤油」 1袋
・中華麺 150g
・トマト(中玉) 2個
・きゅうり 1/3本
・しそ 3枚
・錦糸卵 少々
・レモン汁 1/8個
・ごまからし(胡麻ドレッシング) お好みの分量
① トマトを串切りに、きゅうりを細切りに、しそを千切りにする
② 中華麺を茹でて、流水で冷やす
③ 中華麺の上に「冷やしおでん」をかける。トマト、きゅうり、錦糸卵、しそを盛り付ける
④ レモンを絞った汁をかけ、お好みで胡麻ドレッシングもかける
※今回は鈴廣かまぼこの「ごまからしドレッシング」を使いました。天然素材だけをつかったクリーミーな味わいです。
(1人分)
・謹上蒲鉾 5mm厚に切ったものを4枚
・すだち 2個
・ミョウガ お好みで
・万能つゆ(めんつゆ用) 大さじ3
・水 1.5カップ
① 謹上蒲鉾を5mmの厚さに切り、さらに半分に切る。
② すだちを3mm〜5mmの輪切りにする。
③ 蕎麦を茹でる。
※茹でたら流水でぬめりをとり、最後に氷水でしめるとコシが出ます。しっかり水気を切るのがポイントです。
④ 万能つゆと水を合わせる。
⑤ 器に蕎麦を盛り、④のめんつゆをかける。
⑥ すだちとかまぼこを交互に盛り付け、最後にミョウガを添える。