そば切りの歴史とそば文化
わが国でのソバ栽培は5世紀には始まっていたといわれる。 |
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※定勝寺文書・・・・長野県木曽郡の定勝寺で発見された記録で、戦国時代の天正2年(1574)、同寺で行われた工事の際に、寄進されたそば切りが振る舞われたと書かれている。
(柴田書店「そば打ち教本」そば切りの歴史とそば文化より抜粋)
そば切りの歴史とそば文化 【そばの栄養】 ●そばの栄養価が高いわけ |
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●そばはタンパク質がたっぷり
タンパク質は、私たちの生命の維持や成長に欠かせないものです。
そばにはこのタンパク質が多く、精白米の9.2%に対してそばは12.1%と3割以上も多く含まれています。
また質的にも良質です。それはタンパク質を構成しているアミノ酸価で調べますが、完全食品といわれる鶏卵を100とするとそばは92とほぼ牛乳に匹敵し、精白米の65に比べても大変高いものです。しかも体内では作ることの出来ないアミノ酸、特に必須アミノ酸が多く含まれていることが特長です。身体の発育に大切なリジンやスタミナ源として注目されているアルギニンなどの必須アミノ酸が多く含まれており成長期の子供に適した食べ物なのです。
●そばはビタミンB群の宝庫
そばにはビタミンB群が多く含まれています。
とりわけビタミンB1、B2は精白米の4倍も含まれているのです。B1は体力の低下、イライラ、食欲不振の解消に効果を発揮します。またB2は皮膚や粘膜を健康に保つために欠くことのできない栄養素です。
最近イライラして怒りっぽくなったり、少しの運動で疲れたり息切れする子供たちが見受けられますが、ビタミンB群の不足かもしれません。
そばをたくさん食べてビタミンB群を補給しましょう。
【かまぼこの栄養】
●蒲鉾の栄養特徴
人間の体のタンパク質は20種類のアミノ酸から構成されています。
魚肉タンパク質には、人間の体内で作ることが出来ず食物からとらなければならない必須アミノ酸が全てそろいバランス良く豊富に含まれています。魚の脂肪には、高度不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。
●蒲鉾は高タンパク、低脂肪、低カロリーの食品
代表的な蒲鉾を他の高タンパク食品と比較すると、蒲鉾は高タンパク低脂肪、低カロリーの食品です。
●蒲鉾には健康に必要なミネラルがたくさん |
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