魚肉たんぱく同盟コラムVol.48

「かまぼこは本当に優秀」。プロバスケプレーヤーの渡邊雄太選手は、なぜ魚肉たんぱくを摂取するのか?

2026.07.10

新たに鈴廣かまぼこ大使に就任したプロバスケットボールプレーヤーの渡邊雄太選手と、長友佑都専属シェフの加藤超也氏による特別対談をお届けします。お二人の出会いは5年前。当時の思い出を振り返りながら、世界で戦うための身体づくり、現在のコンディショニング、そして「魚肉たんぱく」の魅力まで、トップアスリートと専属シェフの視点からたっぷりと語り合っていただきました。

渡邊雄太 選手プロフィール
1994年生まれ、香川県出身。両親もアスリートという環境のなかで、6歳からバスケットボールを始める。尽誠学園高校では全国大会(ウインターカップ)で2年連続準優勝を果たすなど早くから頭角を現し、高校卒業後に渡米。NCAA1部のジョージ・ワシントン大学で主力として活躍後、2018年にメンフィス・グリズリーズと契約し、日本人2人目のNBAプレーヤーとなる。その後、トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツ、フェニックス・サンズなどでプレーし、世界最高峰の舞台で日本人最長となる6シーズンにわたり活躍。2024年からは日本へ拠点を移し、現在はBリーグの千葉ジェッツでプレーを続ける。日本代表としても2大会連続で世界の大舞台に出場するなど長年チームを牽引しており、34歳で迎えるロサンゼルス五輪での決勝トーナメント進出という大きな目標に向け、年齢に負けない身体づくりに励んでいる。

加藤超也氏プロフィール
1984年生まれ。2016年にサッカー日本代表長友佑都専属シェフに就任。「食べたもので体はつくられている」をポリシーに、欧州と日本を行き来しながらサポートに従事。2020年からは、「アスリート自炊力向上プログラム」として、東京五輪サッカー日本代表候補の菅原由勢選手のサポートを開始。また2020年10月よりポタージュブランド「THE POTAGE」の商品プロデュースを行い、その他企業の商品開発などにも携わっている

 


 

―― 5年ぶりの再会と、大学時代の増量への苦労
加藤: 出会いはちょうど5年前の2021年でしたね。共通の知人がセッティングしてくださり、都内のイタリア料理店でお会いしたのが最初でした。
渡邊: 懐かしいですね。あの時、食事の話をしてもらって、少しでも覚えて帰ろうとめちゃくちゃ携帯にメモを取ったのをよく覚えています。
加藤: 確かにすごくメモしてくれていましたよね。当時、渡邊選手は「トレーニング強度が高くなると体重が一気に落ちてしまう」という課題を持たれていて、それをキープするために食事量をしっかり摂る意識をされていたのが非常に印象的でした。
渡邊: 特に大学時代は、食べても食べても体重が落ちてしまうのが悩みでした。朝はエネルギーを補給するために早起きしてまず食べて、常に何かを取り続けてお腹がいっぱいという時期もありましたね。ちなみに身長は中1の時点で160cm台でしたが、そこから中学3年間で毎年10cmずつ伸びて卒業時に190cmになり、高校でさらにプラス10cmほど伸びて今くらいになりました。
加藤: すごいですね。
渡邊: もともと僕は魚が大好きだったのですが、当時は魚にそんなにタンパク質がたくさん含まれているとは考えていませんでした。「美味しいから食べる」という中で、後から「魚には栄養素がたくさん詰まっていて体に良い」と知ったので、自分としては魚好きでよかったなと得した気分でしたね。

―― ベスト体重の維持とアジリティ
加藤: 現在のベスト体重はいかがですか?
渡邊: 今は95kg前後をキープできれば一番いいなと思っています。大学時代とは逆に、今は体重が増えるようになってしまって。一回100kg近くまで増えたことがあったのですが、そうすると明らかに飛べなくなったり、動きが遅くなったりするのを感じるようになりました。気を抜くと97kgとかまですぐ増えちゃうので、あの時の勢いで食べて体が重くならないように気をつけています。
加藤: アメリカと日本で、お肉とお魚のバランスは変わりましたか?
渡邊: 日本にいる方が、魚を食べる機会は圧倒的に増えましたね。海外だと大都市なら手に入りますが、そうでないとなかなか魚は手に入らないので。今、完全に日本に住むようになって、改めてお魚の国だなと思います。
加藤: スーパーに行けばお刺身が買えるような文化は外国にはないですし、鮮度のいいお魚を食べられる日本は本当に幸せな国だと思います。

―― オン・オフの切り替えと自分の体質を知ること
加藤: オンシーズンとオフシーズンで切り替えることはありますか?
渡邊: オフになった次の日だけは、何でも食べていいというルールに昔からしています。
加藤: アスリートの精神的な消耗はとてつもないので、心を癒やすご褒美はすごく大事なポイントですね。解放した翌日は何が食べたくなりますか?
渡邊: お菓子もそうですし、ハンバーガーやフライドポテトなど、アメリカの名残があるものも食べますね。結婚したばかりの頃、妻から「人間ってこんなに『食事って摂るんだ』」とびっくりされました(笑)。自分としては当たり前のように毎日食べていたのですが。
加藤: 体格が大きいと通常の量とは違いますからね。アレルギー検査をしたり、自分の体質や活動量を知っておくことは本当に大切です。

―― リカバリーを加速させる「かまぼこ」の消化吸収プロセス
渡邊: もともとお正月にはかまぼこを食べていましたが、鈴廣さんのかまぼこを食べた時に「こんなにかまぼこって美味しいんだ」と衝撃を受けました。初めは栄養素が高いと思って食べておらず、単純に味が美味しいから食べていたのですが、後から優れた栄養素が含まれていると知ってより食べるようになりました。
加藤: かまぼこは本当に優秀です。良質なタンパク質が摂れるだけでなく、運動前後において「消化吸収プロセス」がものすごく早いのが特徴です。普通のお肉やお魚に比べて消化力が早いので、運動前に食べても胃の中に残らない状態をクリアするのが早く、回復へのアプローチも早く行けるのでかなり理にかなっています。
渡邊: 試合前に食べるというのはいいですね。
加藤: バスケットボールは翌日にまた試合があるケースもあり、リカバリー力がものすごく求められます。今日疲労したものを翌日に残さないように、どう食事をとるかが非常に効いてきますね。
加藤: ちなみにご自身で今後のキャリアについて考えることってあるんですか?
渡邊: アメリカで生活していた時は「30歳くらいで燃え尽きちゃうかな」と思っていたんです。でも今年32歳になる今、バスケをやればやるほど好きで、やることが好きなんだなと感じています。これまで20年以上やってきて残り数年に迫ってきているからこそ、より長く、高いパフォーマンスを維持しながらやりたいという欲が最近出てきました。
加藤: 日本代表としても長く戦い続けたいという想いはありますか?
渡邊: 強く持っています。サッカーの長友選手のように、ベテランになってもワールドカップなどの大舞台で長く高いレベルを発揮し続ける姿は本当にリスペクトしていますし、自分もそうした選手になりたいです。

―― サプリメントの活用と年齢に負けない身体づくり
渡邊: 最近は食事を摂りすぎると体重が増えて体が重くなってしまうので、食事を制限することがあるのですが、そうすると栄養が取りきれない部分が出てきます。だからこそ、食事もしっかり摂りつつ、足りない栄養を鈴廣さんのサプリメント「サカナのちから(錠剤)」などを使いながら補うようにしています。体の感覚がすごくいいですね。
加藤: 基本は食事からですが、アスリートは移動や試合直後などで食事がとれない状況も多いので、そういう時にサプリメントをうまく活用するのは素晴らしいです。
渡邊: サプリをメインにして食事をおろそかにするのは違うと思うので、足りないところをしっかり補うようにしています。来年にはワールドカップがあり、そこで結果を残してロス五輪に繋げたいです。ロスで一次リーグを突破して決勝トーナメントに行くことが僕の大きな目標です。その時は34歳になりますが、落ち出す年齢に負けない体づくりを、普段の栄養からしっかりやっていきたいと思っています。
加藤: アスリートにとって年齢はあくまでも数字です。その数字にとらわれず、目標を叶えてくれることを、1ファンとして応援してます。今日はありがとうございました。
渡邊: ありがとうございました。

【渡邊雄太 選手 × 加藤シェフ 対談動画】

清野修平
新卒でJリーグクラブに入社し、広報担当として広報業務のほか、SNSやサイト運営など一部デジタルマーケティング分野を担当。現在は、広義のスポーツ領域でクリエイティブとプロモーション事業を展開する株式会社セイカダイに所属。複数のスポーツチームや競技団体およびスポーツ近接領域の企業の情報発信・ブランディングを支援している。