魚肉たんぱく同盟コラムVol.43

勝利の裏に“日本の味”。町野修斗が語る食とコンディション管理

2025.07.25

この6月から鈴廣かまぼこ大使として活動いただいている町野修斗選手。
ドイツ・ブンデスリーガの舞台に挑み、1年目で11得点と結果を残しましたが、その成長の裏には、日本の味「かまぼこ」への深い愛情と、食に対する強いこだわりがありました。湘南ベルマーレ時代から慣れ親しんできた鈴廣かまぼこへの思い、トップアスリートのコンディショニング術、そしてサッカー少年たちへ贈るメッセージまで──町野選手の“素顔”に迫ります。

町野修斗選手プロフィール
1999年9月30日生まれ、三重県伊賀市出身。高校卒業後の2018年に横浜F・マリノスへ加入。その後、J3 ギラヴァンツ北九州、J1 湘南ベルマーレを経て、2023年にドイツ2部のホルシュタイン・キールへ移籍。移籍初年度からゴールを量産し、クラブのブンデスリーガ1部昇格に大きく貢献した。2024-2025シーズンは、ドイツ・ブンデスリーガに挑戦し初年度から二桁得点を記録。日本代表としても活躍している。2025年6月17日より鈴廣かまぼこ大使に就任した。

本インタビューは、2025年6月13日に実施。インタビュー終了後、町野修斗選手は、小田原市で活動するサッカークラブ YS GEM FOOTBALL CLUBの練習に参加し、サッカー教室を実施いたしました。本記事内の写真は、サッカー教室中の様子を使用しています。

――昨シーズンを振り返ってみていかがですか。
チームとしては残念ながら2部降格をしてしまったので、やはり責任は感じてしまいます。
個人としては1年目で11得点取れたことは自信にもつながったので良かったですね。しかし、2部リーグに降格してしまったチームの状況を考えると喜べない自分もいました。

――シーズンを通して試合に出続けていた印象ですが、コンディショニングの維持はどのように気遣ってプレーしていましたか。
ドイツは試合に勝ったらビールを飲むんですけど、僕はプロテインを飲んでいました(笑)
食事の面では、奥さんにサポートしてもらって栄養が豊富な日本食を食べることができています。寿司や焼き魚が好きなので、日本に帰ってきた時はたくさん食べています。


――6月17日から鈴廣かまぼこ大使に就任しました。大使就任に関する相談をもらった時の率直な感想を教えてください。
サッカー日本代表の選手たちがかまぼこ大使として活動していることは知っていました。
湘南ベルマーレでプレーをしていた時から、練習後に食べていたのが鈴廣かまぼこさんのかまぼこなので、大使就任の話をいただいた時は「やっとか!」と思いました(笑)

――鈴廣かまぼこでお気に入りの製品はありますか。
やっぱり板かまぼこが好きです。わさびをつけて食べると美味しいんですよ。あとは、フィッシュプロテインバーが好きですね。日本国内で練習をや試合を行う際は、よく食べています。

――鈴廣の研究では、魚は消化がよく、運動のエネルギーになりやすいことが分かってきています。町野選手は試合前にどのような食事を摂ってエネルギーに変えていますか。
日本代表の試合前は、必ずうどんにかまぼことネギを乗せて食べるのがルーティーンですね。とにかくかまぼこが大好きなので(笑)
ルーティン化している理由は、タンパク質と炭水化物を同時に摂取することができることと美味しく栄養を摂取することができるところですね。


――最後に、サッカー選手を目指す子供たちにメッセージをお願いします。
両親の身長が特に大きいわけではないのですが、僕は身長が185cmあるんですよ(笑)
ここまで身長が伸びたのは、栄養が豊富な食事と質の良い睡眠を心がけたことだと思っています。体に良いものを常に両親が作ってくれたので、練習前と練習後に必ず食べていました。僕はクリスティアーノ・ロナウド選手に憧れてサッカー選手を目指そうと思ったのですが、クリスティアーノ・ロナウド選手は身長が185cmあったんです。「絶対に185cmまで伸ばしてやる!」と思いながら、とにかくたくさん食べるようにしていましたね。
栄養が豊富な食事と十分な睡眠を心がけたことで、今海外でサッカーができていると言っても過言ではないです。今後はW杯に出て決勝でゴールを一つでも取ることを目標に活動していきたいです。

清野修平
新卒でJリーグクラブに入社し、広報担当として広報業務のほか、SNSやサイト運営など一部デジタルマーケティング分野を担当。現在は、広義のスポーツ領域でクリエイティブとプロモーション事業を展開する株式会社セイカダイに所属。複数のスポーツチームや競技団体およびスポーツ近接領域の企業の情報発信・ブランディングを支援している。