魚肉たんぱく同盟コラムVol.46
腸内環境を意識してから、食事が変わった。サッカー日本代表森下龍也選手が語る”かまぼこ”とイギリスでの食生活
2026.01.22
イングランドの地でプレーの幅を広げ、着実に存在感を示している森下龍矢選手。そのコンディションの裏側には、徹底した腸内環境づくりと、科学的根拠に基づいた“食事の哲学”がありました。小さな頃は好きなものを好きなだけ食べていたという森下選手が、腸内検査を機に食事への意識を大きく変え、怪我をしない体をどのように作り上げてきたのか。海外での食生活、タンパク質との向き合い方、そして自身が愛用する鈴廣かまぼこへの想いまで──森下選手のコンディショニングの真髄に迫ります。
森下龍矢 選手プロフィール
1997年4月11日生まれ、静岡県掛川市出身。身長168cm。イングランドのEFLチャンピオンシップ所属クラブ、ブラックバーン・ローヴァーズFCに所属するミッドフィールダー/ウィンガーで、日本代表としてもプレーする。ユース時代はジュビロ磐田の下部組織で育ち、明治大学を経て、2020年にサガン鳥栖でプロデビューを果たした。翌年からは名古屋グランパスに活躍の場を移し、サイドバック/ウィングバックとして持ち前のスピードと運動量で攻守に貢献。日本代表には2023年に初選出され、2025年には代表ゴールもマーク。2025年夏にブラックバーン・ローヴァーズFCへ移籍し、移籍後まもなく決勝ゴールを記録するなど、新天地でも存在感を示している。
――森下選手は、サッカー人生で怪我をされたことはありますか。
自分でも理由は分からないのですが、昔から大きな怪我はしないタイプでした。
こんなに走って、趣味も筋トレなのに何で怪我しないんだろうって思っています(笑)
長期離脱の経験もないです。怪我でプレーできないことももちろん苦しいと思うんですけど、コンディションが良くてすごく元気なのに試合に出られないことが苦しかったですね。
――森下選手自身、食事で気にしているポイントはありますか。
他の日本代表の選手たちに比べるとあまり食事にこだわってはいない方だと思います。変なものを食べないことくらいです(笑)
化学調味料はない方が好ましいですけど、科学的な根拠が出ているものだけ信じて摂取しています。
――小さい頃はどのような食事をされていましたか。
正直酷かったですね(笑)
好きな物を好きなだけ食べていました。今もそうなんですけど、小さい頃から食べる子でしたね。甘い食べ物が大好きだったので、1日でカントリーマアムを1袋食べたこともありました(笑)

――食事に関して意識が高くなったタイミングはいつ頃でしたか。
ずっとお腹を下しやすいことに悩んでいたので、名古屋グランパス2年目の時からサイキンソーさんという腸内環境を整えるサポートをしてくれる会社さんに頼んで、腸内検査をしてもらったんです。そしたら、良くない菌が腸内にいたことが判明して。それから、食事を改善していくと腸内環境がとても良くなったんです。しかも腸内環境を整えるようになってから、足も攣らなくなって。食事でこんなにも体のコンディションが変わるんだったら、自分の食事に投資する価値があるな、と思ってこの日を境に食事の意識が高くなりました。サイキンソーさんには、今も継続的にサポートをしていただいています。

――それから積極的に何か食べるようにしているものや、摂取しないようにしているものはありますか。
基本的には野菜を多く食べることを意識しています。あとは、色々な種類のヨーグルトをローテーションして食べることをやっていて。イギリスってヨーグルトの種類が少ないんですけど、それに比べて日本のヨーグルトってすごく種類が豊富で。ヨーグルトでも好きなヨーグルトを毎回食べるのではなく、色々なヨーグルトをローテーションして食べることで様々な菌を摂取することができるので、とても効果的だと思っています。
――腸内環境にすごくこだわって食事されているんですね。
仕組みがすごく面白くて。腸内環境ってすごくブラックボックスなんですよ。検査をすることによって結果が証明されるので、科学的な根拠が目に見えるのも面白いです。それと、早食いをしないことは意識していて、ゆっくり食事をすることは大切にしています。

――イギリスに来てからの日々の食事はどのように摂取されていますか。
ポーランドにいた時は、基本的にクラブハウスで朝ごはんと昼ごはんを食べて、夜ごはんは奥さんに作ってもらっていました。イギリスに来てからは、朝ごはんと夜ごはんは自分で作って食べて、昼ごはんはクラブハウスで食べていますね。自炊は、照り焼きチキンとかサーモンの塩焼きを作ることが多いですね。シンプルなものメインが多いです。
――森下選手はどのような形でタンパク質を摂取していますか。
そうですね、タンパク質を摂取することって簡単ではない気がしていて。レストランに行けば大きなサイズの牛肉とかあるんですけど、サイズが大きすぎて頼みづらいんです(笑)
やっぱり日本に比べてタンパク質を摂取することに苦労する場面はありますが、それでも必ず摂取するようにしています。鶏と魚の脂肪は、他の一般的な動物性脂肪と比較すると、不飽和脂肪酸の種類と量のバランスが良いので、なるべく鶏と魚を食べていますね。練習直後で次の練習まで時間が空く時はプロテインで補っていますけど、なるべくタンパク質は食事から摂りたいなと思っています。
――イギリスに来てからのクラブハウスでの食事はどんなものがありますか。
ラムステーキが出ることがあったりします。炭水化物だとパスタやポテトが多いですね。タンパク質だとサーモンが出ますが、味付けがイギリス風になっていて日本の風味とは少し異なるので、調整が必要だなと感じることはありますね。
――鈴廣かまぼこの商品を日本にいた時に愛用されていらっしゃったということで、率直な感想をお聞かせください。
やっぱりとても美味しくて、すごく食べやすいです。イギリスでの生活で想像すると、クラブハウスに置いておいて好きなタイミングで食べる、とかだとめちゃくちゃ良いですよね。夜ご飯の前など小腹が空いてしまうことが多いので、その時に鈴廣かまぼこの商品があるとすごく助かると思います。
――鈴廣かまぼこは全て天然素材で作られていて、捕食として食べるのも良いです。Jリーグの幾つかのチームのロッカールームにも常備していただいています!
そうなんですね!名古屋グランパスにもお願いしたかったです(笑)
あとは、最近”糖質疲労”っていう本を読んだんですよ。その本には、米やパスタとか糖質が含まれるものが体を重くしているのではないか、と書いてあったんです。その本を読んで改めて、そうかもしれないと思った瞬間が結構あったなと思ったんですよ。例えば、米を食べれば食べるほど眠くなってしまう、疲れてしまうことが多々あったなと。日本って糖質大国じゃないですか、コンビニに行けばおにぎりやパンなどの美味しいものがあって。でも、小腹が減ったからおにぎりやパンを買うのは、糖質疲労を招いていて、逆効果な気がするんですよね。糖質疲労を解消するためや、お腹を膨らませたい時に鈴廣かまぼこを食べられればいいなと思いましたね。
清野修平
新卒でJリーグクラブに入社し、広報担当として広報業務のほか、SNSやサイト運営など一部デジタルマーケティング分野を担当。現在は、広義のスポーツ領域でクリエイティブとプロモーション事業を展開する株式会社セイカダイに所属。複数のスポーツチームや競技団体およびスポーツ近接領域の企業の情報発信・ブランディングを支援している。
