魚肉たんぱく同盟コラムVol.31

「強靭でしなやかな身体は、鈴廣かまぼこが作ってくれた。」 茶人とアスリート、2つの顔を持つ⼩堀宗翔が語る食生活と日本文化。

2023.11.20

「お世辞抜きに、鈴廣かまぼこさんのおかげで15年の競技人生で大きな怪我が一度もなかった」と語る⼩堀宗翔さんは、440年の歴史を持つ遠州茶道宗家13世家元次女であり、元ラクロス日本代表のアスリート。そんな小堀さんは大学時代、ラクロスに必要なフィジカルを備えるために「食トレ」で14kgも体重を増やしたことがある。本インタビューでは小堀さんのこれまでの歩みに加えて、茶道と鈴廣かまぼこの意外な共通点、エネルギッシュな毎日を支える食生活について等、幅広くお話いただきました。

⼩堀宗翔さん プロフィール
州茶道宗家13世家元次女。元ラクロス日本代表。家元の元で修行後、茶道の普及に努めながら2021年までラクロスの現役選手として活躍し、現在は乗馬にも取り組む。スポーツと文化の融合・発展、アスリートに向けたアスリート茶会など新たな試みで注目を集めるアスリート茶人。

多様なご活躍をされている⼩堀さんですが、簡単に自己紹介と近況を教えてください。

私が継承している遠州流は江戸時代の初期、先祖である小堀遠州から始まり父が13代目の家元になります。私自身はその13代目の家元の次女として生まれました。お茶の家に生まれると、茶道や日本文化に関する習い事を沢山やってきたんじゃないかとよく言われるのですが「自由に好きなことをしなさい」という教育方針だったので、小さい頃からスポーツに力を注いできました。スポーツは小中高は剣道を10年間と、大学以降はラクロスを14年間やってきて、2年前に現役を引退しています。

大学卒業以降はラクロスの社会人クラブチームに所属していたのですが、所属していたチームでは2013年に日本一になったり、個人としても日本代表に選出されて、カナダで行われたワールドカップに出場するなど、茶道とラクロスを行ったり来たりしながら青春を過ごしました。ラクロスの現役引退を期に、今は新しく乗馬にチャレンジしています。

茶道は茶会の数週間前から庭を整えたり道具を揃えたりと準備が9割で、そのプロセスは意外にもスポーツと似ています。また、アスリートがお茶室に入るときには、露路を歩いたりお点前を見たりすることで、何者でもない自分になることができるので「メダリスト」や「日本代表」など自分が背負っている肩書きを降ろすことができる。プレッシャーやしがらみの中で活動するアスリートにとって、本当の意味で自分と向き合える空間・時間があることは重要だと考え、アスリートの方に茶道を体験いただく取り組みも行っています。

ラクロスを始めた頃、食トレに取り組んだとお伺いしましたがその当時のお話もぜひ聞かせてください。

ラクロスはコンタクトスポーツなのですが、大学入学時に「体重が軽すぎて戦力にならないから、戦える身体ができるまでは試合では使わない」とコーチに言われ、食トレに取り組みました。大学生のときは食事や栄養に関する知識もあまりなかったので、何をどう食べれば良いのかよくわからなくて。正しい食トレの方法だったのかどうかは置いておいて、大学の売店で甘いジュースとチョコレートのお菓子をいつも買って食べていたら体重はどんどん増えていき、気が付けばベストパフォーマンスを出せる適正体重を超えてしまっていました。

小堀さんと鈴廣かまぼこの出会いについても教えてください。

実家が茶道の家なので、毎年お正月に紅白のかまぼこをお客様にお出しする際に、鈴廣さんの紅白かまぼこを必ず振舞っていたというのが最初の接点になるのかなと思います。

大人になってからは、やはりスポーツをする中での身体作りの文脈です。大学でラクロスを始めて身体を大きくしようとしたとき、ジュースとお菓子に加えてプロテイン等も摂取していたのですが、かまぼこやお魚のタンパク質が身体作りに良いと知ってからというもの、鈴廣かまぼこさんに長らくお世話になっています。私は15年間、ラクロスを一生懸命やってきたのですが大きな怪我は一度もありませんでした。強靭でしなやかな身体は、お世辞抜きで鈴廣さんのかまぼことサカナのちからが作ってくれたと思っていますし、色々なところで勝手に宣伝させていただいています(笑)。

普段どのようにかまぼこを食べられていますか?

かまぼこというとお正月のおせちや添えもの・飾りみたいなイメージが強いかもしれませんが、日常の中でもっと皆がかまぼこを食べてもらえればいいなと思います。

板かまぼこをそのまま食べるのも良いし、炙ったり、切ってサラダに乗せたりなど、手軽で使い勝手の良い食材として私の食生活には欠かせないものになっています。

タンパク質量が多い商品でも、添加物が沢山含まれているものは人に勧めづらいですよね。何より、鈴廣のかまぼこは純粋に美味しい。「これが本物のかまぼこだよ」と言って食べてもらうと皆感動してくれるので、何だか私まで勝手に誇らしくなっています(笑)。

茶道でも同様なのですが、本物をお届けするためにはコストもかかる。鈴廣かまぼこの商品は他の会社の商品と比べると少し割高なのかもしれませんが、それは何匹ものお魚の命が凝縮されていて、職人さんがひとつひとつこだわって作っているからこそですよね。

小堀さんの食生活についても教えてください。

朝はお白湯とソイプロテインを飲んでいます。、昼は基本パワーサラダを食べています。夜は外食が9割なので、朝食と昼食でバランスを取っている感じですね。

茶道の仕事は座ったり立ったりを繰り返しながら道具を運んだりと想像以上に肉体労働で、静的なイメージが強いと思うのですが結構ハードなんです。昼に食べるサラダは沢山の野菜に加えて卵やチキンのたんぱく質や、かまぼこなどの魚肉たんぱくがドーンと乗っているいわゆるパワーサラダで、1日動き回っても大丈夫です。

学生時代は朝と夜は実家でご飯を食べていたのでバランスの良い食生活だったと思いますが、大学生の時にコンビニフードにハマっていた時期があり、当時は文字通り添加物まみれでした(笑)。

ある時に今でもお世話になっているトレーナーさんから「何か、とにかく身体全体がむくんでるね」と言われたんですね。「良いパフォーマンスしそうなんだけど、何かウェットスーツ1枚着てプレーしてる感じ。」と指摘されて。

当時は自分は味付けの濃い食べ物が好きで、塩分過多の状態でした。そのことに気がついてから少しずつ塩分の量を減らしていくことで、体重はさほど変わりませんでしたが、見た目は1枚ツルンと皮が剥けたようにむくみが取れて引き締まったことを覚えています。ラクロスのプレーに関しても、実感できるくらいに動きのキレが出るようになりました。

日本文化の継承者という意味では、茶道の遠州流と鈴廣かまぼこに通ずる部分もあると感じるのですがいかがでしょうか。

まず「老舗にあって老舗にあらず」という鈴廣かまぼこの社是ですね。遠州流は440年の歴史を持っていますが、「稽古照今(けいこしょうこん)」という理念を掲げています。つまり、今の時代にフィットしたものでないと意味がない。私はライブ茶道と呼んでいるのですが、生きた茶道をしないと1年後はおろか100年後は絶対に続かないと思います。現代のニーズに合った茶道を伝えないと、かまぼこを伝えないと私たちの代でこの文化は無くなってしまうかもしれない。

そんなことを考えながら日々私は茶道と向き合っている訳ですが、鈴廣かまぼこさんがフィッシュプロテインバーのような新しい商品を開発されたり、最近だと毎月商品が届く「かまぼこのサブスク」も開始されたりと、現在を生きる人たちの生活習慣やニーズにあわせて、様々なトライをされている姿にはいつも刺激をもらっています。

鈴廣かまぼこの商品が定期的に家に届くことで「食事を見直さなきゃ」「お魚タンパクをもっと摂らなきゃ」と日々の生活を見直すきっかけを与えてくれのではないでしょうか。健康志向の方はもちろんですが、必ずしもそうでない方にも是非おすすめしたいです。

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五勝出 拳一(ごかつで・けんいち)

広義のスポーツ領域でクリエイティブとプロモーション事業を展開する株式会社セイカダイの代表。複数のスポーツチームや競技団体および、スポーツ近接領域の企業の情報発信・ブランディングを支援している。『アスリートと社会を紡ぐ』をミッションとしたNPO法人izm 代表理事も務める。2019年末にマイナビ出版より『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』を出版。