御蒲鉾「一」はじめ

御蒲鉾「一」はじめ

年初めのひとくちにかまぼこを召し上がっていただける幸せ。

通常の蒲鉾の二倍の大きさ、特別な工数でお造りする「一」はじめは、一握りの職人だけにしかつくることを許されません。

職人みなみな、一年に一度だけの「一」はじめに一層の気合いがはいります。

  • 御蒲鉾「一」はじめ

    御蒲鉾「一」はじめ

    お正月一の重といえば蒲鉾。御蒲鉾「 はじめ」はその名の示すとおり年始め一番に召し上がっていただきたく、厳選した魚、名水箱根百年水、昔ながらの職人の手づくりで仕上げた品でございます。お正月の為だけにつくる限定300組は、ご予約にて承り、年末にお届けいたします。

    予約開始
    2022年11月15日(火)午前9時より
    お届け日
    2022年12月28日(水)お届け予定
    数量
    300組限定 ※先着順にて締切
    内容
    超特選蒲鉾「一」はじめ 紅白2本組
    原材料名
    魚肉(国産又は韓国※)、砂糖、みりん、食塩、卵白、昆布だし、酒粕、魚醤/着色料(カルミン酸)
    ※「一(はじめ)」は、日本近海、東シナ海で漁獲された原料魚でおつくりいたします。原料魚の産地は、漁獲した海域ではなく船籍によって国産、韓国と表記いたします。漁獲状況により、産地の表記は変更することがございます。
    特定原材料
    価格
    20,000円(税込価格21,600円)

    完売御礼

井上 萬二 氏筆

井上 萬二 氏

今年の題字は、陶芸家 重要無形文化財 井上 萬二 氏筆

井上 萬二 氏  陶歴

1929年
佐賀県有田町生まれ
1968年~
日本伝統工芸展入選 日本工芸会正会員
1969年
3月より5ヶ月間ペンシルバニア州立大学美術学科で派遣教授として作陶指導、51年迄4回指導渡米
1971年~2000年
日本陶芸展入選、同カナダ、アメリカ巡回展、南米巡回展 招待出品
1979年
労働大臣表彰 現代の名工として
1983年~
ニューメキシコ州立大学美術学部にて美術指導のため20回渡米
現在美術教育学部教授
1987年9月
日本伝統工芸展文部大臣賞受賞
1995年4月
日独文化交流展のためドイツにて個展(外務省 ドイツ美術博物館主催)
1995年5月
重要無形文化財指定(人間国宝)
1997年10月
文化交流のためハンガリー民族博物館にて個展
東京国立近代美術館作品買上(平成八年日本伝統工芸展作品)
1997年11月
紫綬褒章受章
2002年11月
文化交流のためモナコにて「レニエ大公即位50周年記念」個展
2003年11月
旭日中綬章受章
2007年5月
文化交流のためポーランド国立クラクフ美術学院にて個展
2017年11月
文化交流の為、ニューヨーク・香港にて個展
2018年
ロサンゼルスにて個展
2019年
日本伝統工芸展出展作品 宮内庁買い上げ
現 在
日本工芸会参与   有田町名誉町民
  • 小田原蒲鉾伝統の職人技

    特別な工程でお造りする『一(はじめ)』。職人の技が光ります。
    一本に掛かる時間は、なんと通常サイズの約三十倍。
    板付けは通常と異なるおめでたい二枚掛けで行います。一般的な一度に板に身をのせる製法ではなく、数ミリ単位で薄く身を重ねていく「重ね付け」という工程で、小田原蒲鉾の神髄である山高で美しい扇状に仕上げていきます。

  • 年に一度のオキギス漁

    色白く、しんねりしていて、きめ細かな歯ごたえ、しっかりと香る魚の風味。
    お正月の一口に合う魚として三種のお魚を選びました。グチ(イシモチ)、地元のオキギス、そしてソフトで繊細な食感を醸し出すクロムツです。それぞれ個性のある三種のお魚をぴったりの塩梅で合わせます。

    特にオキギスは小田原でも漁をしなくなった珍しいお魚です。地元の漁師さんのお力をかりて、この時期だけ船を出します。

  • いい水、いい塩なら、魚もうれしい

    素材に力のあるお魚には一番の水、塩を用意します。
    水は箱根丹沢連山の地元・小田原の水『箱根百年水』。
    やわらかく、水の分子の固まりが小さいため、色白いかまぼこを生み出します。
    塩はミネラルが通常の塩よりも多い『潮のハーモニー』。しなやかな弾力を一層引き出します。
    お魚の味わいをそのまま感じていただきたいと、化学的に合成された調味料や着色料、保存料は一切使っておりません。

    鈴廣の天然素材についての考え方
  • お魚の“そのまま”に人が合わせる

    お魚はいきものです。人間がひとりひとり違うように、お魚も個性があります。
    同じ種類でも、その年の気候や育ってきた海の様によって、違うのです。
    この子は弾力が強い。この子はしなやか。この子はもっちり…

    せっかくの個性をいかしたい。
    一尾一尾の魚の声を、人の手先で感じていきます。朝一番に生のお魚からつくって、試食をし、魚の力を確かめます。そして、職人の心をもった多くの一級技能士たちが魚に合わせて、塩の塩梅や石臼でする時間、板につける方法を変えていきます。

  • 凛としてやさしい食感

    「一」は素材・職人技を極めた究極の蒲鉾として平成元年に誕生いたしました。
    のぼる朝日の色を写した紅の一本、身も心も清めてこの日を迎える思いをあらわす白の一本。蒲鉾の紅白はお正月の色です。

    新年の幕開けには美しい凛としたかまぼこを。
    お正月のためだけにお造りする「一」が皆様の更なる幸福をもたらすことを心よりお祈り申し上げます。

これまでも多くの著名人の方々に題字を書いていただきました。
  • 俳優 山崎努氏
  • 歌舞伎役者十二代目
    市川團十郎丈
  • 出雲大社教統・出雲大社教官長・
    熊野大社宮司 千家達彦
  • ソムリエ 田崎真也氏
  • ジャズサキソフォン奏者
    渡邊貞夫氏
  • 京都 平安神宮 宮司
    九條道弘氏
  • 映画監督・俳優 奥田瑛二氏
  • 学校法人服部学園理事長・
    服部栄養専門学校 校長・
    医学博士 服部幸應氏
  • 日本陸上競技連盟終身コーチ・
    参事 釜本文夫氏
  • 箱根神社宮司
    小澤 修二氏
  • サッカー選手
    長友 佑都氏